2005年03月14日

まだまだやります、「ブラック・ジャック」!

 現在、わずか1万円の予算でホラー映画を制作、という難題に挑んでいる手塚眞監督。その様子は逐一ブログの方で公開されているのですが、最後にさりげなく重大なことを言っちゃってます。

明日までに『ブラック・ジャック』の2年目のラインナップ考えなきゃならない…。

 あのアニメが1年で終わらない! これは正直予想外でありました。思ったより視聴率稼いでいるのかな。
 少しずつ視聴者をならして、キリコとの対決とか、ハードな話もアニメ化してほしいです。
posted by Dr.K at 20:16| Comment(2) | TrackBack(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月12日

「萌え萌えジャパン」、恐怖の単行本化

S685p6fk  世の中には知らなかった方が良かった世界というのが、それはもうたくさんある訳ですが、萌えなどというのは、まさにその地獄の釜を開くための呪文と言えましょう。
 萌えとは、メディアに広く点在して捕らえどころがなく、それでいてオタクセンサーにはバッチリ引っかかるという、Xファイルでも決して取り上げられない怪奇現象です。
 もちろんこんなものを知らなくても、普通の人は平和に暮らせるのですが、因果なことに、萌え成分を意図的に添加することでビジネスが成立したりするのですな。特に、ゲームやアニメはその傾向が顕著なだけに、作り手までが「こんなものがなんで売れるんだ」とか言い出している現状は非常にマズい。だから、この新しくも不気味な市場について学ぶ必要があるのですが、かといって某巨大イベントに体当たりをかますのは、精神的リスクが大きすぎます。初心者にはお勧め出来ない。

 そこで、この地獄を概観するガイドブック、「萌え萌えジャパン」の出番となるわけです。同書は、もともとウェブ上での連載でしたが、ポイントをおさえた解説といきすぎた注釈で、誰もが萌えを理解したつもりになれます。「赤松建」「Type Moon」「小倉優子」と、主要なムーブメントがきっちり収録されており、「俺はゲームキャラ萌えしか知らねぇ」というローカルオタクのあなたも、立派なキモオタになれます。

 元記事が連載されていたサイトはこちら
posted by Dr.K at 15:11| Comment(2) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月10日

就職講座はじめました

 今日から春休み特別セミナーです。
 試みに、ウェブから某企業に一斉エントリーさせてみた。普通は、ウェブエントリーなんて一人でこつこつやるもんだろう。不思議な(?)光景を面白がりつつ、ふとうらやましく思う自分があった。
 思えば、私自身の就職活動は実に孤独なものであった。ゲーム企業を受ける、なんて物好きは周りに誰一人おらず、誰の力も借りることはできなかった。
 目標を同じくする友に恵まれるというのは、本当に素晴らしいことですよ。
posted by Dr.K at 20:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 講師の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月09日

ご卒業おめでとう

 本日は卒業式でした。

 一足早く働きに出ていた早期入社の諸君も、休暇をもらって式に出ております。しかし、卒業式の日に「お久しぶり」ってのもどうだかね。あと、久しぶりに会って、「ブログ見てますよ」っていう挨拶はやめれ。
posted by Dr.K at 19:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 講師の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月07日

諸君!学校に犬もってこい−nintendogs−

_is0krby  柴かわいいよ、柴。
 公式発表以来、パッケージだけで私をノックアウトし続けているのが、この「nintendogs」。ニンテンドーDSで4月発売予定の、期待のタイトルだ。
 このゲーム、DS本体発売前の発表会で、宮本茂が特に力を込めて説明していた野心作なのだ。

「このゲームを作っていると、いままでのゲームを作っていたように、攻略はどうかとか何ステージ必要だとか、そういうことは要らなくて、作っている側も非常に新鮮。ユーザーもゲームと身構えることなく、新しいおもちゃとして接してもらえる」

 これだけでも、ゲーム的な約束事にしばられず、新しいユーザー層の開拓をめざした戦略的なタイトルと言うことは分かる。そして、いよいよ発売が決定となったところで、さらなる驚きが待っていた。まず、犬種による3バージョンが同時発売。パッケージも、これだったら女の子の部屋にあってもおかしくない、任天堂らしからぬ(失礼!)ハイセンスなものとなった。その上、ハードの新色も同時発売で、まさに売る気満々だ。
 そうなると、こっちも肝心のゲーム内容がどんなものか知りたいのが人情。発売前ゲームのレビューと言えば、忍之閻魔帳しかあるまい。で、読んでみた。

「すれ違い通信」とは、
DSをスリープ状態で持ち歩くユーザー同士が街中ですれ違うだけで、
互いの飼っているペットが相手のロムへ遊びにいくというシステム。


こいつは素晴らしい!新しい! 想像するだけでわくわくする。諸君、犬を持って学校へ来なさい。ポケモンセンターあたりを通り過ぎれば、大量捕獲も夢ではないかもしれないぞ。
posted by Dr.K at 15:25| Comment(6) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月05日

神奈川県でゲームを「有害図書」に指定

 元記事、create@shtのブログより。
 なんでも、知事が指定した「有害図書」を、指定の方法以外で売買したり見せたりすると罰せられるそうです。

 これまでも、色々な規制がありましたが、ハッキリいって前時代的な対策であり、効果は極めて限定的なものになるでしょう。
 まず「有害なものを見せない」という発想を捨てる(というよりあきらめる)必要があると思うんですね。今の時代、店で買わなくてもナンボでも見られるんですよ、インターネットで。「何々のエロ画像」とか、簡単に検索出来るわけじゃないですか。18歳以下のユーザーはリンクをクリック出来ない、なんていう技術はないんです。まず、有害なものは見たければ見られる、という現実を直視すべきなんですね。
 その上で、どういった対策を立てるのが有効かといえば、私は教育しかないと思うんですね。しかも、「見るな」じゃなくて「見たらどうするか」という教育。

 例えば、寝屋川の事件では、あれだけゲーム漬けの状況を、周囲がなぜ止めないんだということが問題なのであって、やっていたゲームが「バイオハザード」か「ポケモン」かなんてことはどうでもいいんです。
 小学生が初めてゲームに触れたりすれば、面白くて際限なくやってしまうのは、子供として自然なことでしょう。そこで、ゲームとどうつきあったらいいか、アドバイスなり躾なりしてあげるのが親や先生の役割じゃないのか。

 見せないで済めば楽、という点では、これは差別問題とか性教育と一緒なんですが、そんなことで問題が解決されないことは、これまでの歴史が証明しています。
posted by Dr.K at 11:31| Comment(11) | TrackBack(1) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月04日

今、就職活動がつまらない!

 そろそろ学生も就職活動のシーズンなので、ゲーム企業の採用情報を見て回っているのですが、条件が厳しいのはともかく、どうにもつまらない。
 採用数を絞っているので、求人や選考のコストが削減される、というのは理解出来ます。しかし、説明会を開いてくれる企業がここまで減っているとは思いませんでした。今の志望者は、入社試験を受ける前から不遇なんですねぇ。

 私が就職活動をしたのは、バブルこそ崩壊したとはいえ、採用活動はまだ活発だった時期です。
 就職シーズンが来ると、申し込みハガキつきの求人誌がダンボール入りでどどーんと来ます。応募してもいきなり試験なんて事はなく、まずは説明会。当時は、100社資料請求する学生もざらでしたから、企業研究はおろか業界についても無知なまま出席している学生が大勢います。説明会は、企業の人が自ら仕事を説明してくれる、貴重な機会であったのです。
 企業の人も、良い人材を採るための説明会ですから、真剣です。そんななかで社風がかいま見えるのがまた面白いんですよ。某一流電機メーカーの説明会では、段取りにも言葉遣いにもスキがなく、「これが一流のビジネスマンのふるまいというものか」と非常に感銘を受けました。一方で、某パチスロ会社は、人事の方がタバコをふかしながらざっくばらんに話を進めるスタイル。また、商品先物取引の某社は、取引のしくみと「結果がすべて」の世界をマシンガントークで力説し、こりゃすごい仕事だ、とても私には勤まらん、と思ったものです。
 そうやっていろいろな企業人と接していれば、こちらの気分も自然とあらたまりますし、自分の向き不向きも分かってきます。その上、説明会は無料なんですよ!何から何までいいことづくめです。

 それが今はどうでしょう。
 説明会がない企業だと、いきなり書類選考か作品審査でしょう。送って結果を待つだけ。これじゃあ、学生気分から抜けるのなんて無理でしょ。企業と学生が接触する機会がないから、働くことに実感がもてないという悪循環が生まれているのではないでしょうか。
 就職活動だけは、昔ながらの足を棒にしての会社巡り、というスタイルを残しておいた方がいいんじゃないか、と私は思うのです。
posted by Dr.K at 16:17| Comment(5) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月03日

ゲーム稼業もタダ働き

 数日前に、「当ブログは一日100アクセスくらいです」と書いたばかりなんですけど、昨日はいきなり450に増えていて、我が目を疑いました。
 いや、たけくま効果なのは分かっているんですよ。でも今までは効果込みでせいぜい180くらい。なんと言いますか、たき火に薪をくべるつもりが誤ってガソリンをぶっかけてしまった気分です。


 さて、先日は文章稼業について書きましたが、実はゲーム業界のフリークリエイターがもっとひどいかも知れません。
 PCで発売されている美少女ゲームってやつがありますよね。実は、社内スタッフのみで作られるタイトルは意外に少なく、フリーのシナリオライターやデザイナーを動員している場合が多いのです。ここでは、シナリオさんを例に話を進めましょう。

 いわゆるノベルタイプのゲームの場合、そのテキストは原稿用紙にして1000枚を超えることが少なくありません。文庫が2〜3冊書けそうな量です。しかも、書けたら終わり、ではない。小説でも多少リテイクはあるでしょうが、ゲームの場合、デザインや納期の都合で仕様変更になることもしばしば。細かい書き直しが多いのです。また、プロジェクトによってはスクリプト入力(プログラム上で動作する形に、シナリオを加工すること)まで任されることも。
 そして、これだけ大きな仕事なのに、リスクが大きい。テキストを買い取って適当に分割払い、という契約が多いようですが、ゲームを2〜3本出しては解散、なんてブランドいくらでもありますからね。ギャラの一部が未払い、こんな経験のあるシナリオさん、結構多いのではないでしょうか。
 さらに追い打ちをかけるように、今はゲームが売れないので、生産が絞られ、印税契約をとりつけても旨味に乏しい。何より一番大変なのは、これからシナリオをやろう、という若い人でしょう。私も愕然としたのですが、会社によっては料金が10年前の半額とかになってますからね。

 ゲームの場合、副業でやれるような仕事量じゃないんで、やっぱり月給をもらってやらないと割に合わないです。
 タダでもいいからやりたいという若者が大勢いるのは知ってますが、だからといって食い物にしていいとは思えないよ、そこのお偉いさん。
posted by Dr.K at 12:20| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月02日

文章稼業はタダ働き

 何を隠そう、かつて私がやりたかった仕事は、(いや、今でもやりたいかも)、ゲーム誌等のライターです。え、寝屋川小学校教員刺殺事件の犯人と同じじゃないかって? そうだ、悪いか。
 ですので、このたびの「たけくまメモ」の記事は興味深く読んだのですが、正直がっかりします。

たとえばこちらに仕事を発注するに当たって、お金の話をまずしない。こちらから聞いて、ようやくしぶしぶ教えてくれるならまだしも、「上に聞かなければわかりません」なんてこともよくあります。いやへたすると、上に聞いてもわからないことすらあるのです。

 私も過去に似たような経験があり、確かに妙だとは思ったのですが、それは私が実績のない素人だからそのように扱われるのであり、ライター業で飯を食っているプロの先生ならよもやそんなことはあるまい、と勝手に思いこんでいたのですが竹熊先生でもこうですか[E:sad]

 ついでだから、もっと底辺の話をしましょうか。
 以前、小さな編集プロダクションから、ゲームの記事を依頼されたことがあります。このときは、だいたいの原稿料を提示されて(メール約束ですが)書いたのですが、なんとまぁ、出版自体が立ち消えになり、原稿料は支払われませんでした。編集プロダクションは、本を出さないと収入がありません。従って原稿料も支払うことができないわけです。でも、俺は時間かけて文章書いたんだよ!他のライターさんなんか、自腹でソフト買ったんだから大赤字だよ!
 たとえ無事に出版された場合でも、この仕事、とにかく支払いが遅いんですよ。雑誌は定期刊行物なのでまだいいんですが、単行本なんて、原稿の締め切りから出版までに数ヶ月かかり、しかも本が出るまで一銭も入らない、なんてこともざらですから。仕事を多くこなしながら、なぜか今月の家賃が払えない人がいる、という謎がここで解けましたね。

 学術論文の世界になってくるともっと悲惨です。仕事としては誇り高いんですけど、なにしろ読み手の需要がない。原稿料なんてもってのほか、自費出版がほとんどです。まぁ教授先生としてちゃんと収入が確保されている人はそれでいいのでしょうが、これから先生になろうかという若手研究者なんて、みんなよそでバイトしてますよ。

 文章稼業って、トップクラスの人だけ見ればうらやましい世界ですけど、底辺はまさにタダ働き。それでまわってるんだから、やっぱり竹熊先生の言うように、ヘンな業界なのかも知れません。
posted by Dr.K at 11:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年03月01日

2月のブログ

Lys8_3lq
 いつもご覧いただきありがとうございます。当ブログのアクセス数は二ヶ月で6000を突破しました。大ざっぱに言って、1日当たり100人ほどの読者がいることになります。
厳密には、検索エンジンの巡回プログラムなんかもカウントされているらしいんですけどね…

 さて、人気記事ランキングですが、通算ベスト3は動いていませんので、ただ今ランク上昇中の注目記事を挙げてみましょうか。

4 手塚治虫「バンビ」が復刻?? 111
 相変わらず「たけくまメモ」効果で、ランクを駆け上がりました。4月中旬に3980円で講談社からの発売が決定しました。待ち遠しいです。

6 クローバースタジオの覆面コロッセオ 76
 知る人ぞ知る、といった会社だけに、学生の興味をひいたようです。「神谷を囲む夕べ」は盛況に終わった模様。

7 アストロボーイ鉄腕アトム アトムハートの秘密 その2 65
 こういう、時期も考えず好きなように書いた記事が読んでもらえる、というのは嬉しいですね。でもなんで「その2」が一番読まれているんだろう(笑)

 それでは、今後とも当ブログをよろしくお願いします。
posted by Dr.K at 10:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 講師の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする