歌の方は、「今さらglobeかよ!」という感じで、むしろ時代を退行したような雰囲気。でもまぁ、もう何回か見たら慣れるかも。
ところが、歌はどうでも良くても、絵の方はそうはいかん。なんと、オープニング画面にドクター・キリコを発見! ついに出るのか? もう今後は毎週のようにブラック・ジャックの前に立ちはだかってくれ。そういう改変なら俺が許す。
本編は、「生命を生ける花」。原作にほぼ忠実にストーリーは運ぶが、伏線が丁寧にはられていて、対象年齢が微妙に上昇? 何より、ピノコについて「この子は生きていなかったかも知れない子供」という発言が出てきたのは大きな進展。来る「奇形嚢腫」に向け、徐々にピノコの生い立ちの秘密が明かされていく、ということなのだろう。
NGのブタナギは、筋金入りの手塚ファンしか知らないはず。ヒョウタンツギやオムカエデゴンスの方が、まだ多少は知名度があるのだが…。あれ、初めて見た人には、アニメスタッフの悪ふざけにしか見えないだろうなぁ。