そんな中、またもや性懲りもなくヒゲハゲマッチョが燃え上がる強烈なパッケージを持ってレジへ並ぶのが、ゲーム神たるこのオレ様の雄姿。ああ、なんて素晴らしい。日本語版「ゴッド オブ ウォー�」、本日発売。

ギリシア神話をモチーフにした荘厳な背景の中、ヒゲが爆走し、ハゲが飛翔し、マッチョが破壊の限りを尽くす。(←すべて同一人物の描写)前作をプレイしたので少々のことでは驚かねえ、淡々とクリアしてやるぜ、などと斜に構えていたら最初のステージで腰を抜かした。プレイして2分でアドレナリンが全開になり、気分はすっかりヒゲハゲマッチョに同化する。
PS2のどこにそんな余力があったのか、その驚異的な完成度は前作を上回っている。遠景かと思った巨大ボスがヒゲを攻撃してきて前作を上回っており、ハゲのアクションは軽快なレスポンスで前作を上回っており、マッチョの視点(カメラ)はいつも通りベストアングルで、とどめにステージの豪華さも前作を上回っているようだ。
最新ハードに対応させてはみたものの、開発に四苦八苦でどうにか動いた、というような気の毒なゲームに手を伸ばすくらいなら、こっちを買った方が確実に最新のゲームを実感できる。ヘナチョコゲーマーは、高解像度の張りぼてでも拝んでおけ。ゲーム神たるこのオレ様は、ヒゲハゲマッチョを操って明日からも燃え上がるとしよう。
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