昨日は、学内コンテストの最終発表イベント。学生諸君の晴れがましい姿を見に行くのは、毎年楽しみである。以下はその感想。
●ナイス口応え
司会はここ数年、同じ方が担当しているのだが、
慣れてきてファインプレーを連発、すばらしい。各作品のプレゼンに対して、審査員からコメントをもらうのだが、何しろ、ゲーム、CG、音楽などさまざまな分野の企業の方が審査員をしており、誰にコメントをお願いするのかが大変難しい。今年はコメントの人選がいつになく良かったように思う。
また、審査員のコメントに対して、お礼の言葉を返すのが精一杯の学生が多い中、プログラマーのY君が、
反論に近い言葉を返したのは大いにほめたい。それによって会話が続き、ゲーム作りについて実のあるやりとりが成され、聞き手にとって勉強になる内容が引き出せたと思う。
●講演ないの?
今年は、例年午後に行われてきた、企業の方による講演などのイベントがなかった。せっかくいい会場なのに、ちょっと寂しい。まぁ数年前みたいに
アイドルや声優を呼ぶ必要はないとは思うが。●授賞式をもっとじっくり
授賞式に関しては、例年通り、受賞者のコメントを全員からとってほしかった。プレゼンは準備した上での発表だから、無難に終わることがほとんどだが、受賞のコメントはアドリブ、ここで
学生らしい本音が垣間見えるのが楽しみなんだけどな。 また、賞状を渡すだけなく、審査の経緯なども聞きたい。せっかく外部の人が評価してくれているのだから。
やはり、一度でも経験すると忘れがたい印象を残すのか、過去に壇上でプレゼンした先輩卒業生も、ぽつぽつ会場に来ていた模様。実にありがたい。わざわざ休日に開催しているのだから、もっと卒業生を呼んで、現在の学生の健闘ぶりを見てもらったら良いのではないだろうか。