2008年09月01日

崖の上のポニョ その3

 私が宮崎アニメに何を期待するかというと、風景への驚きです。初期のよくまとまったストーリー性はどうなったんだ、などと批判されることもある宮崎監督ですが、ことこの点に関しては期待を裏切ったことがありません。ナウシカの腐海、ラピュタ、もののけ姫の森、千と千尋の油屋、ハウルの城…、いずれも驚くべき想像力で風景を楽しませてくれます。だから、すでに見てオチを知っていても、何度も見たくなるんですね。
 さて、「崖の上のポニョ」ですが、この点での期待値は、事前にはあまり高くありませんでした。海や波を手描きで動かしたい、という言葉が、なんか風景画家みたいな物言いで、ひょっとしたら面白くないかも、と思ってしまったのです。

 で、実際に見てみたらこれがとんでもない! 〈以下ネタばれ含む〉

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posted by Dr.K at 09:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする