2010年03月05日

NEOGEO二十周年:ネオジオランドと私

NEOGEO MUSEUM

 もう20年経ったのか。ということで昔の思い出。

 下っ端プランナーだった頃、よく回ってきた仕事がロケテストの〈張り付き〉だった。ロケテストとは、試作品のゲームをゲーセンに置いて、客付きなどを見るというもの。単に売り上げをテストしたいだけという場合は、ゲームを置いて放置するだけだが、どんな客がどんなプレイをするのか見る場合は、〈張り付き〉要員が交代で監視する。開店から閉店までプレイ状況を見て報告する仕事は、今にして思えば結構重労働だが、当時の私にとっては、上司やプログラマーときついやりとりが続く内勤に比べたら非常に楽な仕事だった。何より、開発中のゲームを、プレイヤーが実際に楽しんでくれている現場を見られるのは楽しかった。
 ある日のこと、商売敵のSNKが新作をロケテストする、と言う情報が入り、その現場を見に行こうということになった。場所はネオジオランド。ここはSNK開発部のビルでもあり、まさに敵陣視察である。ロケテストには慣れているつもりだったが、行って驚いた。客層が全然違う。
 それまで私が担当したゲームでは、格闘ゲームが多いこともあって、プレイヤーのほとんどが男の学生。それがどんどん入れ替わっては対戦していく。ロケテストに来る目的は、少しでも早くプレイしてコツをつかみ、強くなりたいというものだった。
 ところがSNKは違った。結構女性プレイヤーがいる。何より驚いたのが、スケッチブックを持った客が多数いたことだ。彼らは新作のキャラをいちはやく描きとり、同人誌を売るつもりらしかった。プレイ中もしばしば、勝つためではなくキャラを観察するためと思われる行動が見られ、唖然としたのを覚えている。
 インターネットなどなかった時代、現場から情報を得ようと、ファンも必死だったんだな、というお話。

他の方のネオジオの思い出
ふぁみっこ大酒豪
みぐぞうの後ろ向き日記

posted by Dr.K at 17:08| Comment(2) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月02日

「はちま起稿」風に雑記

Banchin時事ネタがたまってきたのでメモしたらこうなった

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posted by Dr.K at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする