2011年07月28日

ニンテンドー3DSが突然の大幅値下げ

あえてこの記事で紹介。 

そして、このことを知った瞬間の俺の気持ち↓

Doraera

 後押しには充分すぎる値下げ幅。こりゃ参った。もう買う。迷わず買う。しかし、今度は売り切れてそうな予感が。
 それで、vitaはどうするんだ。

posted by Dr.K at 22:25| Comment(6) | TrackBack(0) | 講師の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月23日

「inFAMOUS2」その3 評価する男

 「インファマス2」には、協力プレイや対戦プレイがない。完全に一人用のゲームである。
 しかし、オンライン機能は活用されている。UGCである

Infamous2

 ゲームに付属のエディターを使って、ユーザーが自らミッションを作成し、オンラインで公開できる、という機能だ。ゲームにもともと入っているミッションには限りがあるが、UGCならばミッションは無限大。
 実際、いくつかをプレイしてみたのだが、たくさんの敵と戦う戦闘に特化したもの、タイムアタック電線レース、高空からのダイブを楽しむもの、ストーリー性のあるものなど、内容は様々。海外のユーザーが作ったものだと、メッセージが英語になるのでちょっとしんどいが、ゲームとしてはかなりまともに動くものになっており、エディターの優秀さが感じられる。

 さらに素晴らしいのが、これらのUGCをプレイするのが非常に手軽なこと。過去にもステージなどが作成できるゲームはあったが、それをプレイするためには、特別なメニューからアクセスしなければならないものがほとんどだった。
 ところがこの「インファマス2」では、ユーザー作成ミッションも正規のミッションと同じように街の中に点在して表示されるので、特に意識せず気楽に試すことができるのだ。そして、終了したならば、(作者に向けて?)評価を送信することができる。あまりにスムーズに本編と行き来できてしまうので見落としてしまいがちだが、こいつはかなり高度な技術だ。
 ともかく、こんなに楽なオンラインは初めてで、嬉しくなってしまう。本編をクリアしたら、私も何かミッションを作成してみようかな?

↓詳しい情報
じくろぐdiary: 『inFAMOUS 2』 ユーザーがミッションをクリエイトし、シェアする新機能が搭載

posted by Dr.K at 20:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月20日

「ロックマンDASH3」開発中止、どんな判断だ

まとめ記事: はちま起稿『ロックマンDASH3』開発中止までの軌跡、3DSの悲劇

Dash3
 新デザインのロールちゃん、かわええなあ、畜生。

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posted by Dr.K at 10:39| Comment(5) | TrackBack(0) | 2011の注目記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月18日

ハリー・ポッターといい加減な視聴者

 この夏は、映画版ハリー・ポッターがようやく完結。
 そのため、テレビでも再放送の嵐に突入。例によって順番を無視した適当放送で困るかと思いきや、そうでもないのに我ながらびっくり。やはり8本は多すぎる。小説から全部読んでいるような熱心なファンならともかく、話題の映画だからとりあえず見ておくか、といういい加減な視聴者は、とっくに熱気を失っていたのだった。
 何しろ、印象薄いのよ。シリーズ映画としては、核心を先送りにする感じがあって。以下、無理矢理思い出しておさらいしてみるが、あまりにいい加減なのでファンの人は見ないのが吉。

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posted by Dr.K at 17:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月17日

「inFAMOUS2」その2 女運の悪い男

【問題】 街中で、怪物と特殊部隊が戦っている。どうする?

【答え】 両方とも皆殺しにする。
 それが電撃ハゲマッチョ。ストーリーも進み、この世界のこともだいぶわかってきた。実は、主人公のコール以外にも能力者がおり、こちらへ接触してきたのである。
 さすがは八百万のヒーローの国、アメリカ。ここからX−MENかファンタスティック・フォーかという展開でも始まるのか、と思いきや…

In09

 おいおい、俺を挟んでケンカかよ。見ようによってはモテモテだが、どちらのヒロインもかわいさなど皆無なので、ちっとも嬉しくない。ゲーム的には、クオを選ぶと善のストーリー、ニックスを選ぶと悪のストーリーへと分岐するのだが、これほど決め手のないヒロイン選びも珍しい。
 むしろ、早く事件を解決してこのこわい女どもから自由になりたいのだが。電撃ハゲマッチョの受難の日々は続く。

posted by Dr.K at 19:30| Comment(2) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月11日

「感謝とおわびのパッケージ」の配布方法がヘタすぎる

 PlayStationRNetworkが復旧し、「感謝とおわびのパッケージ」が配布中である。私が選択したのは「Wipe Out HD」と「無限回廊 序曲」。PSP本体は持っていないので、PSP用ソフトはダウンロードしていない。(まさかPS3で動いたりしないよね? よくわからん)

 それにしても、ゲームが手に入るまでの操作手順が最悪。
 まず、PS3のメイン画面にアナウンスがあるのを見つけたので、「感謝とおわびのパッケージ」をダウンロード。ところが次にどうやってゲームを選ぶのかわからない。PSstoreで該当ソフトを選んでみたら、普通に有料販売。たまたま残額が無かったから良いようなものの、間違ってお金を支払ってしまうユーザーが出てもおかしくない状態。
 説明を読み直し、[PlayStation Network] > [アカウント管理] > [購入管理] > [サービスリスト] とたどり、ようやくゲームを選ぶことができた。こんなメニュー、今まで開いたこともないわ。初心者には、感謝もおわびもするつもりがないのではないか、と勘ぐりたくなるクソ仕様。ただでソフトをめぐんでやるのだから、文句は言うなってか

 このキャンペーンは8月4日までなので、試したいソフトがある人は忘れずに。キャンペーンは期間限定だが、私は下の画像のような気分。
Tyuusei

posted by Dr.K at 06:54| Comment(9) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月10日

これは斬新な手塚像 「ブラック・ジャック 創作秘話」

 週刊少年チャンピオンに短期連載され、単行本になるのかならないのか、と一部の愛読者をやきもきさせていた「ブラック・ジャック 創作秘話」が、このほど無事に発売された。

Bjsh

 こういう企画の場合、まず、作中の手塚治虫をどんな見かけで描くか、が問題である。
 手塚先生は、何度も自分を作中に出演させたことがあり、そのイメージはすでに広まっている。しかし、それをそのままなぞったのでは、田中圭一のパロディマンガ以下の仕上がりにしかならなかっただろう。かといって、今風の絵柄で美青年になった手塚を描いてしまうようでは、ファンとしては許し難い。
 本作が採用した吉元浩二の絵は、このいずれでもなく、斬新だ。古くさく、それでいて描き込まれた絵は、今はなき「ガロ」の作家を思わせる。その絵柄が、生前の手塚が表に出さなかった、創作の執念を執拗に描写していく。本来昔を懐かしんでいるだけのハズの、現在の編集者像までことごとくうさんくさいキャラに描かれているのには笑ってしまう。すげえなこれ。

 内容自体は、これまでの関連本で紹介されていたエピソードであり、ファンなら一度は聞いたことがあろうものばかり。とはいえ、再取材とこの斬新なビジュアルで、見れば見るほど面白いマンガに仕上がった。ヘタなフィクションが裸足で逃げ出す迫力がある。

 最後に苦言を一言。セールスの都合とは言え、全体を見ると「ブラック・ジャック」などほとんどどうでもいい内容なのに、このタイトルを冠するのはいかがなものか。

posted by Dr.K at 11:00| Comment(2) | TrackBack(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月07日

「inFAMOUS2」その1 再び悪名高き男

 前作から格段のパワーアップを果たしたと噂の、「インファマス2」がついに発売。「L.A.ノワール」とどちらを買うか大いに迷ったが、今日のところはこっちを買うことにした。

Infa01

 これはすごい。開幕からクライマックス感ありあり。
 主人公が電撃ハゲマッチョなら、対するボスもまた燃えさかるハゲ巨人。一般に、オープンワールドのゲームでは、舞台が限られるシステムの特性上、序盤は小さなミッションから始まることが多い。しかし、「インファマス2」は、サービス精神旺盛なプロローグステージがついているのだ。「アンチャーテッド」の2作目に近い貫禄を漂わせており、期待が高まる。

 前作をプレイしていないので、自在のパルクールに戸惑いつつのスタートとなった。柵かと思ったところは登って通行でき、電線はすべることができる。敵がアパートの屋上から撃ってくるので、うっとうしいなと思っていたら、ビルの壁を普通に上ることができて面食らった。こうなると、もはや市街地に行けないところはない。行け行け電撃ハゲマッチョ。

posted by Dr.K at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月04日

しあわせの雨傘

20110531

 新開地のパルシネマへまた行ってきました。今回もまた名画座にふさわしいタイトルです。

 「しあわせの雨傘」は、かつて美人女優として名を馳せたカトリーヌ・ドヌーヴが主演するフランス映画です。
 主人公のスザンヌは、雨傘工場の社長夫人。夫は社長業で忙しく、娘は結婚、息子は成人して手を離れ、おまけに家事は使用人がすべてやってくれる。裕福だがまったくすることがなく、朝のジョギングと趣味のポエムに明け暮れる毎日です。66歳になったとはいえ、あのカトリーヌ・ドヌーヴがこんなにさえないオバサンを演じているのにびっくり。
 ところが、夫が心臓の発作で倒れ、スザンヌが社長を代行するはめに。さえないオバサンと思われていた彼女は、意外な才覚を発揮し始めます。そこから、オバサンのサクセスストーリーが展開して行くのですが、それに合わせて、生き生きとしたオーラを放ち始めるカトリーヌ・ドヌーブの演技が本作の見所と言えるでしょう。
 本作は、原作が大人向けの舞台喜劇で、オシャレな映画でありつつ下ネタもきついのが特徴。貞淑な妻に見えたスザンヌが、若い頃には奔放な女性だったという、過去が明かされます。この、過去のシーンを演じている女優が、あまりに完璧なプロポーションであるために、エロシーンがアートのごとき様式美を醸し出してしまっているのですが、フランスの人が見たら普通なんでしょうか。あちらでは、庶民の娯楽にもちゃんと品格があるのだなあ、と感心します。

ビッチ度  10
女尊男卑  9
邦題センス 8
個人的総合 6

他の方の「雨傘」評:忍之閻魔帳  

posted by Dr.K at 22:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月02日

今こそ「サイバーボッツ」を思い出すべき

Saibabottugentei

 「サイバーボッツ」は、カプコンからリリースされた2D格闘ゲームです。95年にアーケードで稼働し、97年に家庭用に移植。画像はセガサターン用〈超限定版〉で、豪華ハードカバー冊子つきの逸品です。
 当時は対戦格闘ゲームの爛熟期。多くのゲームが素早い動きやテクニカルな連続技を追求していました。しかし、「サイバーボッツ」はロボ格闘。金属音とともに繰り出される重い一撃の感覚で異彩を放ったゲームでした。また、渋いメカの外見に反して、はっちゃけたパイロットの設定も話題になりましたね。

 なぜ今さらこんなゲームをとりあげるのかというと、

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posted by Dr.K at 10:26| Comment(3) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする