書店で、「ヒストリエ」の7巻が出ているのを発見。買おうと手を伸ばしたところ、隣にあった限定版に我が目を疑った。
最近は、マンガも限定版ブーム。フィギュアが付いたり、CDが付いたりしたものを見かけることが多くなった。しかしながら、岩明均のマンガにそんなものを期待するファンなどほとんどいまい。
そこで、まさかのマケドニア将棋付き限定版の登場である。作中の盤ゲームが実際に遊べるという驚きの企画。
しかも、歴史上「マケドニア将棋」なるゲームは実在せず、この限定版のために、岩明均が自らルールを創作し、バランスを調整して練り上げたオリジナルの逸品なのだという。ただでさえ遅筆の作家に対して、なんという負担。
そして最大の問題点は、対戦する相手がいないということ。講談社は責任をもって、大会を開いていただきたい(笑)