2012年08月31日

ゲーム企画書の書き方 −まとめのまとめ−

 引用されたらやり返す。まるでハムラビ法典。

ぷちげんか:ゲーム企画書の書き方についてのまとめリンク

 常に当ブログのアクセスランキングに居座っているこのサイト、特定の時期にアクセスが集中するあたり、いかにも学生が見ている感じで微笑ましい。管理人が見事にゲーム企業への就職を決め、忙しくなったのか更新されないのは残念。

NAVERまとめ:ゲーム企画書の書き方

 最近出来たまとめ。当ブログを引いてくれるのはありがたいが、それは残念ながら島国大和さんからの引用部分。
 それにしても、カリスマゲームである、タクティクスオウガの企画書が見られるのは興味深い。
 最後におまけ。

大きなお城の大きな剣:ソーシャルゲームの企画書の書き方

 これまでのゲームと同じ感覚で企画書を書いてしまう人がまだまだ多い。差異を明確に示してくれるこの記事は大変貴重。

posted by Dr.K at 22:45| Comment(2) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月28日

弓弦イズル参上

 学生はまだ夏休みですが、講師陣は本日からお仕事です。
 で、今朝出勤してみると、私の机の上に見慣れぬものが…

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 「放課後バトルフィールド」というライトノベルでした。
 なんと、先日、弓弦イズル本人が置いていったというじゃありませんか。開けてみたらサインまで入っており、恐縮です。せっかく遠くから来てくれたのにすれ違いで申し訳ない。今度機会があったらまた飲みにでも行きましょう。
 その時までに中身は読んでおきます。昔みたいに採点はしませんが(笑)

posted by Dr.K at 20:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 講師の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月27日

あの写真に続きを発見

 見たら切なくなる画像、として以前から有名だったこの写真ですが、
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 先日、偶然にもその続きと思しきものを発見しました。

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posted by Dr.K at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 講師の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月26日

ドラマ「遺留捜査」で驚きの展開

 好評だったらしく、昨年に続いて第2シーズンが放送中。
 「遺留捜査」は、元遺留品係の糸村(上川隆也)が、殺人現場に残された遺留品から、真相を引き出していく、という刑事物ドラマです。刑事物と言っても、犯罪のトリックなどにはそれほど重きを置かず、人情ものの色が濃い作りとなっています。

 そんなドラマですから、先日の内容には驚きました。レギュラーである長瀬警部補(田中哲司)が、犯人に撃たれ、殉職してしまったのです。
 これ、犯人の方も凶悪とはほど遠い人物なんですよ。撃たれても、とても死ぬとは思えませんでした。糸村の腕の中で最後まで冗談を言っていた長瀬。病院のシーンになっても、このドラマならどうせ助かるんだろう、とタカをくくっていたのですが、本当に亡くなってしまって愕然としました。そして、仲間を失ってしまった虚無感が、残りのわずかなストーリーの中にうまく出ているんです。

 田中哲司のスケジュールの都合での降板だったのかもしれませんが、ドラマの制作側から「なめるなよ」と警告されたような感じもあり、今後心して展開を見守ることにします。

posted by Dr.K at 09:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月15日

「新人アイドルプロデュース」の研究レポート

Kanako

 SRかな子、欲っしぇ〜!
 …などと奇声を上げている場合じゃありませんよ、そこの旦那。モバゲーの「アイドルマスター」がまたもややってくれました。期間限定イベント「新人アイドルプロデュース」の始まりです。
 内容は、3人の新人アイドル(当然新キャラ)を育てて好感度を上げてカードをゲット、というもの。もともとのアイドルマスターに立ち返った感じがして、ちょっといい感じなわけですよ。
 ですが、やってみたら、これがひどい。攻略はすべて課金! もともとそういうゲームだろ、というツッコミはもっともですが、課金構造が極まっているので、以下に詳細をレポートします。
 アイドルを育てるゲーム、と思っておきたい人は以下を読まないでおきましょう。

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posted by Dr.K at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 2012の注目記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月14日

おおかみこどもの雨と雪

 お盆休みの映画館は、家族連れで満員。ただ、この作品、子供が退屈しないタイプのアニメではない。狼男がいる世界ではあるが、ファンタジー性が意図的に抑えられている。アニメ作品で、子育てする母を主役にを描いた点が新しい。しかも、かわいい子を育ててます、で終わらず、その自立までを追ったのも意欲的である。
 雨と雪には、これからも様々な人生(?)の難題がふりかかるのだろう。だが、そこへ焦点をあてないのは、本作があくまで子育てを中心とする作品だからだ。興味深い問題を数々提起しながらも、その中で掘り下げるべき的をしぼっていく、作り手のぶれない姿勢が感じられる。

 しかしながら、アニメとしては未開拓の分野に挑んだせいか、色々なところでバランスが危うい。
 例えば作画。貞本義行は今もっとも勢いのあるキャラクターデザイナーだが、子供とか動物になってくるとちょっと苦しい。背景も、手描きタッチと3DCGが混在するのは今では普通だが、一部あまりにも写真テイストなところがあり、違和感を覚えた。
 物語的なリアリティのバランスも疑問が残る。都会の暮らしで、子供を隠さざるを得ず、児童虐待を疑われてしまう場面の生々しさ。死んだ狼男がゴミ回収車に持って行かれてしまう場面のエグさ。この部分だけ原恵一が監督したのかと思ってしまう(笑) で、こうしたイヤな感じが、田舎に移ると払拭されるという物語の構造なのだと思うが、にしても何かとうまくいきすぎでちょっと説得力が足りなかったように思う。

 冒頭から、語りが雪の声なので、母の花に何か起こるたびに嫌な予感がしてしょうがない。一応、心温まるタイプの話なのだから、もう少し安心して見させて欲しい。

宮崎あおい 9
大沢たかお 8
菅原文太  4
個人的総合 7

#映画ブログ

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2012年08月13日

ヘルタースケルター

 怖いもの見たさ、とはまさにこのこと。何しろ岡崎京子の「ヘルタースケルター」は、マンガ好きにとっては伝説の一作。当時の読者が来るのだとしたら、ちょっと年配の観客が多くなるだろうと思ったのだが、なぜか若い女性ばかり。色々とまずい。しかしながら、こんなものを自分の部屋にこもって観るほどの変態ではないので、やはり映画館に来るしかないのである。

 怒濤の2時間を過ごした結果、「ヘルタースケルター」の映像化としてこれ以上は望めない、という結論に達した。沢尻エリカの復帰作との触れ込みだったが、あまりに主人公の「りりこ」とシンクロし過ぎで、これが引退作になってしまうんじゃないか、と余計な心配をしてしまうほどだ。
 結末の一瞬に至るまで、ストーリーはかなり原作に忠実だが、テイストはだいぶ異なる。マンガでは、エグい物語をあっさりした絵柄が中和している感じがあった。しかし映画はこてこてのゴテゴテである。極彩色の蜷川レッドに彩られた画面、マンガにはなかった肉の感覚を伴った長い濡れ場、そして何よりあふれ出す嫌悪感。
 とにかく全編にわたって目障りかつ耳障り。東京の女子高生がキンキン声でわめきちらし、不愉快な音楽がガンガン鳴る。ファンもフラッシュも度を超していて、りりこでなくても頭痛や目眩がしてきそうだ。
 その美貌でトップモデルになったとされるりりこ。見始めたときは、その作りに作ったファッションに、ちょっとこれは今のはやりじゃないな、と思ったが、新人のこずえがナチュラルな美貌で追い抜いていく描写には非常に説得力があり、感心した。
 原作を読んだときにも思ったが、女性に厳しいのはいつも女性。破滅型の主役を沢尻にやらせたのも、りりこの妹として本当にブスを起用したのも、浜崎あゆみの全盛期の歌を一部だけ使ったのも、容赦ない制作姿勢の結果と言えよう。
 本気で作ってんなあ。このことがどれほど貴重であることか。

 記者会見のシーンで悲鳴を漏らしたお姉さんがいた。結末に文句を言っていた女性グループもいた。大方、沢尻がきれいに撮れているだけの軽いものを期待していたんだろう。残念ながら、てめえらを気持ちよくさせる映画じゃねえんだ、ざまあ。

原作再現度 10
業の深さ   10
錦ちゃん好演度 9
個人的総合 8

#映画ブログ

posted by Dr.K at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月11日

「カルドセプト」その5 CPUは盛り上げ上手

 前回、最終ステージをクリアしたと書いた。あとはオンラインで対人戦を楽しむだけ、かと思ったら、なんと、3DS版では後日談となる追加ステージがわんさと出てきた。これはやばい。いつまでも一人で遊べてしまう。

Culdcept_03
 さて、ゴリガンは、このゲームをナビゲートする魔法の杖だが、追加ステージでは時として対戦相手になってくれる。
 先日の試合は凄まじい展開となった。
 一進一退の末、先に城に着いた方が勝利、という緊迫した状況に。その時、ゴリガンの〈ホーリーワード8〉(次のサイコロの目が必ず8になる魔法)が私に向かって炸裂! 私の8マス先には、ゴリガンの最高レベルの領地が待ち受けており、絶体絶命。ところが次の瞬間、ゴリガンの出目は私の高額領地に命中し、お金の足りなくなったゴリガンは最高レベルの領地を手放すはめに。私はまんまとその空き地に進み、勝利となった。
 CPUの独り相撲になってしまったが、さすが教育係、ゴリガンは盛り上げ上手である。

posted by Dr.K at 10:39| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月06日

「カルドセプト」その4 邪神光臨

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 最終ステージは「天空の祭壇」。荒ぶるバルベリトとラスボスの二人を相手に戦う。ドリームキャスト版ではここまでたどり着くことが出来ず、今回が初挑戦。感慨深い。

 最後だけあって、過酷なステージである。ラスボスとやり合っている隙に、バルベリトが強力なカードで着々と陣地を固めてゴールする、という展開が続く。
 もういい加減あきらめかけたその時、救世主となるカードが手に入った。
 その名はケルピー。
 数字だけ見ると弱っちいが、こいつには、サイコロの目に関わりなく相手を止まらせるという凶悪な機能がある。防具カードをわんさと入荷し、ケルピーの陣地を守れば、たちどころに料金所の完成。
 あらゆる特殊能力を封じるシーボンズ、高レベルの土地では無敵化するアプサラスと合わせて、3匹の曲者がどっかと陣をはれば、さすがのバルベリトも手も足も出ないどころか、ケツの毛まで抜かれて真っ青である。うはははは。

 ストーリー上では、この試合に勝つと邪神の誕生を防いだことになるのだが、どう考えても別の邪神が光臨したようにしか思えない。恐るべしケルピー。こいつはプレイヤーの性格まで変えてしまうカードだ。

posted by Dr.K at 21:44| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年08月01日

商売敵に余計な心配をしてみる

 以前の事件以来、2ちゃんねるからの転載が出来なくなってすっかりパワーダウンした「はちま起稿」。今日なんとなく眺めていたら、

Hachima0801

ん?

Hal

んん〜??

 広告があの専門学校じゃないか。う〜ん、確かに効果がありそうな掲載場所ではあるけれども、あんなサイトを見てる奴を集めたってろくなもんじゃない。学校の将来にとって+になるとは思えないので、もし私の勤務校だったら出稿を止めるよう言いますね。

posted by Dr.K at 06:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 講師の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする