予約してあったから手に入ったが、地元の店では発売日の夜には売り切れ。プロモーションが良かったのか、大売れである。リンク先の「忍之閻魔帳」「島国大和のド畜生」「姫子さんのゲーム天守閣」、これらは普段そんなにたくさんゲームを紹介しないブログだが、いずれもがプレイ感想をアップしており、当ブログの周辺だけで言えば超大ヒットである。
やってみて驚く。なんと古風な!
そもそも、2013年にもなって2Dのベルトフロア型アクションというのが古い。だが、これは事前に分かっていたこと。それ以外もことごとく古かった。
まず、朗読調のナレーション。明らかに翻訳もののゲームブックの口調であり、テーブルトークでD&Dに親しみ、「火吹山の魔法使い」を愛読した世代にはたまらない名調子だ。
そして、トレジャーハンティング要素。お宝ザクザク、鑑定すれば山のような付加効果が見つかるというバランスは、「Wizardry」や「Diablo」でお馴染みのもの。最近のゲームの〈素材〉を収集して強化や合成をするシステムの方が洗練されてはいるが、こちらは昔ながらの偶然が織りなすロマンがあるのだ。
さて、ゲームは昔のRPGさながらにキャラメイクから始まる。アルファベットしか使えない硬派さにうなり、種族選択をするといちいち返事する声に感心し、とりあえずソーサレスを一人作った。上級者向け、と書いてあったが、序盤くらいはなんとかなるだろう。
…なんとかならなかった。まさか、最初のボスのハーピーに全機殺されるとは。
そんなわけで、中級者向けのアマゾネスでキャラを作り直して、再挑戦。今度は順調に進めることができている。オンライン協力プレイをするためには、しばらくキャラを育てねばならないらしい。夏休みを利用してがんばろう。