海外先行のせいもあり、すっかり洋ゲーに食われた感じのあるPS4。だが、日本には「龍が如く」があるぜよ。とりあえず脱藩までプレイ。
PS4になり、恒例の長時間インストールなしでゲームが始まるのにまず感心。
そしてオープニングは歌が気に入らないのですっ飛ばす。いつも思うが、オッサンゲームになんで中途半端に若造の歌をあてるのか。歌で評価できるのは「3」の矢沢永吉までだ。だが安心してほしい。本編オープニングは出色のデキ。
まんま大河ドラマ、これよ、これ。
幕末維新のドラマと言えば、大河では「新撰組!」「龍馬伝」「八重の桜」。民放にも「JIN」などがある。これらのドラマでは、俳優が歴史上の人物をどのように演じるか、が興味をひく。「龍が如く 維新!」の楽しみ方もこれらのドラマに近い。歴代「龍が如く」のキャストが、どんな演技で登場するかが見もの、というわけだ。
結論から言うと、演技は大根だった。わざと「龍が如く」のイメージを引き継いでおり、「兄弟」とか「おやっさん」とかの言葉が飛び交う。土佐勤皇党をはじめとする組織も、ヤクザの組にしか見えない。歴史ものより「龍が如く」ファンに比重をおいた贅沢な外伝と言えそうだ。