某先生から貰ったお土産です。イベントに行ってきたのでしょうか。
う〜む、このパッケージはよくできています。中身のお菓子を食べた後、
カセットを入れてみました。しっくりきますね!
この謎コラボの公式サイトは↓です。
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テレビ版ルパンをめぐっては、緑ジャケット派と赤ジャケット派に二分されるが、映画版のファンもまた、複製人間派とカリオストロ派に二分される。
私は、以前は明確にカリオストロ派だったのだが、年をとるほどに、複製人間の味わいに惹かれるようになってきた。酒の味がわかってきた大人のような気分だ(笑)
「ルパンVS複製人間」の公開は1978年。TVアニメもまだ数が少なく、ほとんどが子供向けに作られており、ルパンは特別な存在だった。映画に至っては、ガンダムもジブリもまだない。
ルパンの映画としては一作目だというのに、いきなり主人公の死から始まって度肝を抜かれる。ルパンがどんな奴か、などという丁寧な説明は挟まない。参考にできる先行アニメがないおかげで、自由に思い切りよく作れたのだろうか。
「バイナリードメイン」は、セガ〈龍が如くスタジオ〉による、TPS。
発売当時、売れ残ってしまったのか、ゲーム屋店頭での叩き売りもけっこう見かけるタイトルだ。しかし、今回はそれどころではない。
3/26まで、PS Storeにて、増税前のキャンペーンと称して、セガのダウンロードタイトルのセールが行われた。対象となるのは、ドリームキャストからの移植タイトルや、ダウンロード専売の小さなタイトルが多いのだが、そんな中で、PS3「バイナリードメイン」500円には、わが目を疑った。
すでにベスト盤が出ているとはいえ、もとは8390円、正真正銘のフルプライスであり、それをメーカーが自ら500円で叩き売るとは、ワゴンセールも敵わない価格破壊である。買うしかない。
発売当時、洋ゲーにありがちなビジュアルで興味がわかなかったのだが、やってみると、〈龍が如くスタジオ〉だけあって、しっかり遊べる。まず、単にドンパチだけでなく、色々なアクションが加えられているのが良い。そして、ストーリーが「スナッチャー」のような感じで、興味深い。
こんな豪華なものをたった500円で手に入れて申し訳ない。次にセールの対象になるゲームは、なんだろうか。
新撰組に入隊し、いよいよこれから、というところで全くゲームが進まなくなった。
難しいから、ではない。田舎に別宅を構えたからである。
川や海で魚を釣る。庭の畑からは野菜を収穫する。それらを材料に、台所では料理をする。このすべてがゲームになっており、単調作業になるかならないかの絶妙なバランスでついはまってしまう。気分はよゐこ濱口の0円生活である。本来の目的は、収穫物や料理を取引で売って、別宅の借金を返済することだが、お金の方はいつもの「龍」と同様、博打などでなんとかなってしまうので、のんびりだらだら続けてしまう。
さらに続けていると、猫や犬や鶏まで集まってきた。この平和ボケでは、もはや新撰組の隊長など失格。もともと歌や踊りもうまいことだし、お笑いタレントの才能の方がよほどありそうだ。ふぐ、とったど〜!
マンガから実写映画へ、というよく見るパターン。マンガやアニメは未見であり、以下は映画のみの感想。
まず良かった点として、実写化されたビジュアルに対するがっかり感がないこと。弟のヒビトが月へ行くのだが、ロケット打ち上げや月面のシーンに気合が入っており、邦画にありがちなちゃちさがない。
よって、ヒビトを主役にした冒険物語であれば言う事はなかったのだが、物語の焦点はそこにはない。言うまでもなく、この物語は弟に追いつくべくがんばっているムッタの方が主役である。宇宙飛行士の試験は確かに興味深いが、地上で繰り広げられるドラマは映像的には普通。脇であり添え物であるヒビトの方が、映像としては豪華というところにちぐはぐさを感じる。
結末は一言でいうとまとめすぎ。長い原作を2時間に収めた結果だとは思うが、非常にもったいない。特に、閉鎖環境試験では、いずれの登場人物もいい味が出ており、群像劇として掘り下げる余地が大いにあると感じた。宇宙の方がちゃちになっても構わない、連続TVドラマでやった方がよかったのではないだろうか。
キャストお馴染み度 10
キャスト無駄遣い度 9
ゲスト本物度 9
個人的総合 5
黒船の来航をきっかけに、幕府が無力を露呈する中、京の町では勤皇志士と新撰組が睨み合い、無力な庶民は「ええじゃないか」を踊る。そんな世界観なので、緊迫感を持って町を歩いていたら…
ドンキが、和民が、平然と営業していて目が点になった。「龍が如く」にあったものは無理矢理にでも登場させる方針らしい。
探してみたら出るわ出るわ。
賭場を探したらなぜかポーカーがあるし、カラオケボックスは「歌声酒場」と名を変えて健在、バッティングセンターも見つかった。
ここまでやるなら、ゲームセンターや南田博士のバーチャル格闘ゲームも入れてほしかったなあ。
アカデミー賞作品賞の受賞で知ったので観てきた。監督はスティーブ・マックィーン。かつてのイケメン俳優が引退して監督になったのか、と勘違いしていたのは秘密。
ジャンルとしては「ライフ・イズ・ビューティフル」「ショーシャンクの空に」あたりと並ぶヒューマンドラマ。賞賛の声はいくらでも他で出てくると思うので、ここでは少しひねくれた感想を述べる。
本作は実話を元にしている。奴隷制の残る19世紀のアメリカで、自由黒人(すごい言葉だ)として暮らしていたソロモン・ノーサップは、騙されて拉致され奴隷として売られてしまう。教養あるヴァイオリニストから一転、奴隷としての地獄の日々が始まる。
その虐げられぶりが、あまりに真に迫っているため、世界観に没入してしまい、主人公が何かしようとするたびに、絶対後でひどい目にあう、もうやめとけ、とはらはらして目も当てられない。観客の私まですっかり奴隷化している。
(以下に結末を含むネタバレがあるので一応注意!)
続きを読むPS4本体にダウンロードコードが同梱されている「KNACK」。新ハードの最初のゲームとなるのだが、イマイチとの感想が多い。この不遇のゲームをあえて擁護してみよう。
まず、このゲームのフォーマットだが、PS3を代表するアクションである「GOD OF WAR」との共通点が多い。近接攻撃を中心としたアクション性。ストーリーに沿った一本道のステージ。脇道に収集アイテム。カメラを動かせず、右スティックに回避が割り当てられている操作、などである。
比較して相違点を見ると、「KNACK」の目指すものが明らかになる。
まず、ターゲット。「GOD OF WAR」はZ指定で残虐だったが、「KNACK」は、ピクサーの映画のように子供も楽しめる、ファミリー層をターゲットとしていると思われる。
そのため、操作は極めてシンプル。パンチとジャンプしかなく、LRボタンは使わない。ナックは大きくなったり小さくなったり、氷ナックになったり薪ナックになったり変化するが、それによって操作性が変化することもない。多彩な武器とアクションで縦横に暴れる「GOD OF WAR」とは大きく異なる。
また、「GOD OF WAR」では、時として「ゼルダの伝説」のような考えさせる謎解きがあったが、「KNACK」に謎解き要素は全くない。大きさが変わるという特徴が、戦略に関わるような場面もほとんどない。
このように、「KNACK」は極端にシンプルなゲームだ。PS4の他のゲームは、本格的で初心者お断りの複雑なものが多いので、バランスをとろうとしているのだと思われる。
先ほどシンプルと言ったが、ぬるいゲームでは決してない。このゲームは、駆け引きがパンチによるヒット&アウェイの一点に絞られている代わりに、2〜3回の被ダメージでゲームオーバーになるシビアさがある。ダメージに目をつぶって、多彩なアクションでごり押しできる「GOD OF WAR」とは、ここでも対称的である。
「KNACK」はあまりに普通なので、PS4である必要がない、と言われているのも見た。
PS4の性能は実は活用されていて、多彩な背景の美しさ、特に金属の質感が素晴らしい。また、ビルを破壊したり、ナックが破壊されたりしたときの物理計算による挙動が見事である。
美しい景色を楽しみながら、シンプルなゲームをストレスなく進める。そういう贅沢もあっていいんじゃないかと思う。これが単調だと思う人は、もっと凝った仕様のゲームが他にいくらでもあるのだから、そっちをやればいいだけの話だ。
前作は、単館系の劇場を満員にした知る人ぞ知る傑作。その実績を受け、今回は大手シネコンの大スクリーンでの公開となり、感無量。だが係員よ、「キックアスジャスティス…フォーエバー」という妙な切り方のアナウンスはどういうことだ。
今作のテーマは「成長」とのことで、一般人の雰囲気を残していたキック・アスはムキムキのヒーロー体形になり、ヒット・ガールは美しく育って残虐さにも磨きがかかった。アベンジャーズのごときヒーロー団体も結成され、お祭りのようなにぎやかさだ。
前作通りのエログロナンセンスを盛り込みつつ、ヒーローの本質を問う熱いストーリーと爽やかな結末に強引に持っていく作りは、今度も健在で満足した。
面白いのは、「成長」が描かれるのがヒーローの側だけではないこと。正義が輝くのは、魅力的な悪があってこそ。全編を使って、マザー・ファッカーを悪役として育て上げるエピソードが積み重ねられる。その無情な出来事の数々が、前作でキック・アスと大して変わらない一般人の青年だった彼を、悪の権化へと育て上げた。
思えば、アメリカンヒーローの敵は、そのほとんどが完成した姿で突然現れた。例えば、「バットマン」のジョーカーは、登場した瞬間から悪だった。その生い立ちが語られるとしても、たいていは後出しだ。「キック・アス」が、悪が作られる過程を描いたのは、アメコミが描かない舞台裏をバラしたようで面白い。
マザー・ファッカーは、ヒーロー団体に対抗して悪の団体を作る。そのスカウトの適当さとネーミングの雑さも、アメコミの舞台裏と言えるだろう。
笑われる役を一身に背負ったマザー・ファッカー。だが続編があるのなら、恐ろしい敵となってくれることだろう。エンドロールが終わるまで席を立ってはならない。
流血量 8
パロディ度 9
続編期待値 5
個人的総合 8