GIGAZINE:「ドラゴンクエストXI 過ぎ去りし時を求めて」
スクウェア・エニックスが「ドラゴンクエスト新作発表会」の中で、ついに11を発表。これまでのシリーズになかった挑戦が盛り込まれていて驚いた。
●初のマルチ展開
まず、対応機種。ドラクエは今まで、もっとも普及しているハードに満を持して投入されるゲームだった。ところが今回は、PS4と3DSでの同時展開となる。
美しい大画面で冒険したい、普及率の高いハードでみんなと遊びたい、という要望に、両方で出します、という思い切った回答をしたことになる。
しかも、この2機種は全く性能が異なるので、グラフィックはもちろん別。その上、3DS版では3D、2Dの二種類の画面が連動する仕組み。つまり、おおよそ3本のドラクエが並行して作られていることになり、その開発体制は史上最大と推測される。
PS4を持っている私だが、2画面連動の仕組みは面白そうで、3DSも捨てがたい。買う直前まで悩むことになりそうだ。
●初のNX対応ソフト
次に、任天堂の次期ハードである、NXでの展開が発表された。未発売のハードへドラクエ新作が投入されるのもまた初めてである。ハード自体の特徴が不明だが、PS4と同じということは多分なく、何かしら独自の工夫を盛り込んでくるはず。
●初の締め切り
ドラクエには、発表されてもなかなか発売されないイメージがある。今まではそれで許されたが、今回はドラクエ30周年という節目、来年中に発売するべしという空気がみなぎっている。あらかじめ締め切りが示されて発表されたドラクエというのも今回が初めて。ドラクエ1のメモリアルデーに合わせられると最高に美しいが、果たして発売日やいかに?