ゲームをクリアした。俺の心がもれなく死んだ。Season2が出ているが、この絶望をもっと味わいたいというマゾがそんなにいるとは信じられん。
2016年08月27日
2016年08月24日
「アトム時空の果て」にもの申す
こんなもの発表されて黙っていられるか。「アトム時空の果て」は、手塚治虫作品のキャラを使ったカードバトルゲーム。主に海外に向けて開発中で、KickstarterとMakuakeでクラウドファンディングが開始されている。
手塚キャラといっても原作そのままというわけではなく、奥浩哉をはじめとする多数のクリエーターが、デザインをリファインする。方向性としては、マンガの「PLUTO」や「ATOM THE BEGINING」に近い感じか。
右のキャラを見て、百鬼丸がこんなふうになるのか、と驚いている素人どもが後を絶たないが、これ、「どろろ」なのは間違いないけれど賽の目の三郎太だからね。原作読んだらあまりにもどうでもいいキャラなんで驚くけど。
どういうわけか、須田剛一や松山洋といったゲーム会社の社長までもがイラストを担当している。描く暇あるのか、クオリティはどうなのか、心配になる。
2016年08月22日
シング・ストリート 未来へのうた
舞台は80年代のアイルランド。コナーは親の経済的な事情により転校になり、新しい学校でさっそくいじめの洗礼を受けます。ところが、学校の前で出会った自称モデルのラフィーナに一目ぼれ。バンドのMVに出ないかと声をかけたものの、これが口から出まかせで、あわててメンバーを集めてバンドを結成します。彼らが作ったという設定の、80年代風味オリジナルソングがいちいちよく出来ています。
恋と音楽の青春ストーリーは、爽やかそのものですが、意地の悪い言い方をすると、リア充でもなく若くもない私にとっては、何の接点もない話になりかねません。ところがここで、鍵となる人物が出てきます。
それはコナーの兄、ブレンダンです。音楽オタクの彼は、コナーの師匠のような存在。コナーがバンドを結成し、ヒット曲を演奏すると、「女を口説くのに他人の歌を使うな」と、高邁な精神論をぶちかまします。また、コナーたちが作詞作曲に詰まれば、どこからともなく名盤を引っ張り出して参考にさせます。当時のアイルランドは不況下にあり、ブレンダンは無職の引きこもりのような状況なのですが、それでもコナーは音楽の見識のある兄を尊敬し頼りにしているのです。
以下に結末のネタバレを含みます
続きを読む2016年08月20日
「カルドセプト リボルト」その2 ブック編集楽しすぎ
「カルドセプト リボルト」地道にプレイ中である。CPUが手ごわく、ストーリーを進めるのも一苦労だ。
前作との変更点として、カードの入手方法が挙げられる。
前作では、対戦を終えるたびに、ランダムにカードが配布された。もらえる枚数が少なく、普通にストーリーをクリアするだけでは、大してカードがそろわなかった。
一方「リボルト」では、対戦を終えるとGp(ゲーム内通貨)が得られ、それを使ってショップでカードパックを買うようになった。市販のトレーディングカードゲームみたいだ。ストーリーを進めるとショップのカードパックの種類が増え、属性限定、アイテム限定などのパックを買うことが可能になる。Gpに結構余裕があるため、前作よりも容易にカードが集まる。
結果、前作よりも早い段階で自由にブック(このゲームにおけるデッキ)を組むことが可能。ケルピー3枚差しなどという極端かつ極悪なブックも試すことが出来、勝とうが負けようが試行錯誤が面白くて仕方ない。オンラインの方では、さぞ高度な対戦が行われているのであろうと推測される。
「カルドセプト」は、カード収集要素があるゲームのため、基本無料のゲームになる可能性も大いにあった。だがそれでは、どんな強カードにも必ず対抗策はある、という絶妙なバランスは失われてしまうだろうし、課金しないとカードが集まらずブック編集の楽しみにたどりつけない、などということにもなりかねない。コンシューマで出て本当に良かったと思えるゲームだ。
2016年08月19日
サムライライジング、誤ってデバッグ版を配布
スクウェア・エニックスのソーシャルゲームがアップデート後に何故かデバッグモード搭載版を公開
「サムライライジング」は、6月にサービス開始されたスマホゲーム。先日のアップデートで、誤って開発者向けバージョンを配布してしまうというミスをやらかした。
続きを読む2016年08月18日
「ポケモンGO」までの遠い道のり その2
前回のあらすじ
オレノスマホポケモンデキナイ。ダカラ新シイノ買ウ。
開店直後のショップに行ったところ、なんと4時間待ち。ここはUSJか何かですか。お盆休みのさなかに買い換えようとするのが愚かでした。仕方なく番号だけもらって退散します。番号札をよく見たら、順番が近くなったらメールをくれるという便利なサービスがあるようです。使ってみます。メール来ました。あなたの番号はもう終わってます。なんでやねん。どうやら出たまま戻らないお客が多いらしく、順番が繰り上がっています。あわててショップへ駆けつけました。
買い替えにも一悶着が。Googleのパスワードが通りません。新しいスマホで慣れないせいかとも思ったのですが、あまりにできないので、ショップの人に操作してもらいましたがそれでもダメ。後で調べたところ、キーボード設定とchromeのバージョンの組み合わせによって起こる不具合みたいですね。
どうにか新しいスマホを獲得し、色々なアプリの引き継ぎも完了。LINEは履歴が消えちゃうんですね、話の途中じゃなくてよかった。
そしていよいよ、「ポケモンGO」をダウンロードです。記念すべき初の起動が、右の有様です。あれ、なんでスマホ替えたんでしたっけ?
2016年08月16日
マレフィセント
「眠れる森の美女」を題材にしたディズニーの実写映画。感想は三つ。
一つ。冒頭の、ファンタジー世界の造形が素晴らしい。マレフィセントが住む妖精の国は、最新のCG技術によって描かれているが、これが何とも懐かしく、しっくりくる。昔私が好きだった映画、「ネバーエンディングストーリー」によく似た感じだからだと思う。
二つ。マレフィセントの姿があまりに見事で恐ろしげなので、これは「ダークナイト」にも比すべきピカレスクな物語なのかと思ったら全く違った。人間の側が全面的に悪なのだった。よく考えなくとも、ディズニー映画が悪を称えるような話を作るはずがなかった。
三つ。マレフィセントとオーロラの関係性は、雪の女王とアナの関係に似たものがあり、王子が真実の愛を発揮できないところまで同じである。王子と姫というおとぎ話の定型を崩し、現代の観客に共感されるストーリーを描こうという意図はわかるが、アナ雪と続けて公開すると、ちょっと女性優位が過ぎるように思う。今後は、ディズニー作品の中で元気な男性を見ることは少なくなっていくのだろうか。
背景 9
コスチューム 8
結末 5
個人的総合 6
2016年08月14日
「ポケモンGO」までの遠い道のり その1
「ポケモンGO」が国内サービスを開始した頃、やくみつるが「こんなのに打ち興じている人を心の底から侮蔑します」と発言して物議をかもしました。ならば、「ポケモンGO」に打ち興じるためにスマホを買い換えようという私などは、底辺も底辺、虫けら以下の存在と申せましょう。
さて、前回の機種変は、ガラケーからスマホへの買い替えでしたので、スマホからスマホへの買い替えは今回が初めてとなります。まずは準備。メールなどはdocomoバックアップに任せられるのですが、ゲームやアプリは一つ一つ引き継ぎをしなければなりません。やり方を確かめながら進めるのですが、これが実にめんどくさい。たくさんのアプリを使っている人は大変ですね。LINEのように、引き継ぎは24時間以内、と制限のあるものまであり厄介です。
一番焦ったのが「デレステ」で、引き継ぎしようと思ったら、「もう済んでます」と出る始末。身に覚えがなくあわてましたが、実はゲーム開始時にミッションの一項目としてやっていたのでした。ゲーム内アイテム目当てに漫然とプレイしていてはダメですね。全然覚えてない。
もはやPCを買い換えるのとあまりかわりがない状況ですが、これでようやく店に行く準備が出来ました。しかし、店ではまた面倒が待ち受けているのでした。
2016年08月09日
猛暑で思考がまとまらないので雑記
リオではオリンピックが始まりましたが、この暑さを鑑みるに、4年後の夏に東京でオリンピックを開くのはクレイジーではないかと。
新たなAC版「電車でGO!!」が発表
予想外のシリーズ復活にびっくり。20周年という時の流れにまたびっくり。どうせ安っぽいリバイバル作だろうと思ったら、豪華筐体で本気も本気、またまたびっくり。「ポケモンGO」に便乗してこのまま電車で電車で電車で電車でGOGOGOGO。
片渕須直「この世界の片隅に」公開日が11月12日に決定
私もクラウドファンディングで参加したこの映画が、ようやく公開日決定。発表が原爆の日の直前となったのは意図的なものでしょうか。前売りはすでに買ってあるので、正座で待機です!
漫画家・島本和彦先生『シン・ゴジラ』発声可能上映の夢が叶ってしまう
この夏一番のアホニュース。「アオイホノオ」の後日談を先生本人が演じるとか、どこをどうひっくり返しても面白すぎでしょ。涼しい顔して嫌がらせに奔走する、庵野監督のしたり顔が目に浮かぶぜ。
2016年08月03日
「THE WALKING DEAD」で全俺が死亡 その1
PS4の「ウォーキング・デッド」の定価が異様に安いので買った。もともとはPS3などで出ていたのだが、続編の登場を機に、PS4でリマスターされたものだ。評価が非常に高かったタイトルなので、期待しつつプレイ開始。
なんじゃこりゃ。
ホラーなのに、アメコミ調でデフォルメのきつい顔と表情。これではゾンビが出ても怖くないではないか。
後でわかったこと:内容がエグ過ぎるので、これくらいリアリティのない画面にしないと耐えられないプレイヤーが続出する。
警察に護送される間に、どんどん不穏な演出が挟まれていく。こりゃうまいプロローグだ。ほうら事故った。さあゾンビだ。食われた。何この悪い操作性。
後でわかったこと:見た目こそ3Dだが、ゲーム性はアクションを極力廃し、選択に特化している。その代わり、選択は極めてシビアかつ絶望的で、プレイを続けると登場人物のみならず、プレイヤーの心が世紀末的に死んでいく。
作った奴も凄いが、これを評価できる海外のユーザーも凄い。途中までのプレイで俺の心はもう死に死にである。