2018年12月31日

2018年のブログ

 個人サイトを立ち上げてから20年、そのサイトがとうとう「インターネット老人会」に載ってしまいました。ろ、老人…。でも冷静になってみると、かの「2ちゃんねる」よりも古いわけです。無理もありません。
 それでは、今年アクセスを集めた記事を紹介します。

 映画がテレビ放送になると、CMがじゃまに感じられるものです。しかし、この時のCMは趣向を凝らした特別バージョンのものが多く、いつになく楽しく見ることができました。

 2周年を迎えた人気ゲーム「誰ガ為のアルケミスト」。そのストアレビューが起こした騒動についての記事です。ただのいたずら、と受け取られなかったところに問題の根の深さがあるように思います。

●シェイプ・オブ・ウォーター
 その1(3/10) その2(3/11)
 今年度アカデミー賞受賞映画。想像の余地の多い、ユニークな物語でした。記事を書いた時のアクセス数は普通だったのですが、夏になって突然読者を集めました。どこかで考察が盛り上がったのでしょうか。

 予定していたDLCの開発中止、また田畑氏の退社についての記事です。プロジェクトを改革したリーダーが突然の退社、こりゃあどうしたって勘繰られますよね。

●未来のゲームが目を覚ます 「BEYOND:Two Souls」
 その1(2013/10/20) その2(10/26) その3(10/29) その4(11/7)
 PS+フリープレイに「BEYOND」登場。それをきっかけに、過去のレビューが読まれた模様です。「未来のゲーム」と感嘆してから5年、同じ開発会社の新作である「DETROIT」は、さらに未来を行くゲームになっておりお勧めです。

 ブログ全般のアクセスは減少傾向ですが、何しろ〈老人〉ですので、欲を出すことなくぼちぼちやろうと思います。それでは皆様、良いお年を。
posted by Dr.K at 16:56| Comment(4) | 講師の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月29日

ブレイクの研究レポート

 「アイドルマスター シンデレラガールズ」通称「モバマス」は、モバゲー時代から続くカード収集&バトルのソーシャルゲーム。キャラクター人気は続いているとは言え、ほとんどのユーザーは、3Dのアイドルが歌って踊る「デレステ」の方へ移行したものと思われます。
 プレイヤーの集まらないゲームは、終了へ向かうのが当然。
 しかし、7周年を迎えた「モバマス」は、運営を縮小するつもりなど全くないようです。

●テイルズ オブ シンデリア
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 イベントでは、「テイルズ」とのコラボを実施。テイルズ風のコスチュームを着たアイドルが出るのは当然ですが、凝ったストーリーが展開され、テイルズのキャラと共演を果たしました。これはぜひ続編を。

●辻野あかり
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 何年ぶりでしょうか。驚いたことに、この期に及んで新アイドル追加です。今後、どんな形で他のキャラと絡んでいくのでしょうか。また、「デレステ」の方に登場することはあるのでしょうか。

●ブレイク
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 そして今回の本題となるのがこのブレイク。
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posted by Dr.K at 23:50| Comment(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月26日

珍品堂が勧める2018年のゲームベスト3

 今年は、期待していた海外のゲームが多数発売され、プレイする時間が全く足りませんでした。来年はいかにしてプレイするタイトルを絞り込むか、方法を考えないと積みゲーが増える一方です。

第3位 GOD OF WAR
 面白いストーリー、美麗なグラフィック、シームレスを実現した高い技術など、誉めるべき点は多々ありますが、一番推したいのはゲームの濃さ。歩くだけの時間などほとんどなく、ザコ一匹を倒すにも、宝箱一つを開けるにも、プレイヤーのスキルが要求されます。その結果、ゲームをやったなあ、という満足感は最高レベル。真のゲーム好きにこそおすすめの一本です。

第2位 Red Dead Redemption 2
 待望の西部劇シミュレーターがようやくリリース。プレイ時間の大部分が馬での移動になるという、信じがたいスローテンポですが、それがまた超大作の貫禄につながるという恐ろしさ。狩りのアイテムも全然手に入りませんし、武器のカスタマイズなんて触りもしていません。底が見えないシステムは不気味ですらあります。ゲームの域を遥かに超えた作りこみは、一見の価値ありです。

第1位 Detroit: Become Human
 ストーリーが分岐するゲーム、というのはもともと日本が得意としてきたジャンルのはず。近年はすっかり海外にお株を奪われている感じで寂しいです。「Detroit」は、分岐が多いだけでなく、どのルートもきちんと作りこまれていることに驚きを感じます。「Heavy Rain」がプロトタイプに見える完成度。SFの洋画が好きな私には、今年最高の一本となりました。
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posted by Dr.K at 17:05| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月25日

珍品堂が勧める2018年のコミックベスト3

 私は田中圭一のファンなのですが、マイナーすぎて過去作の入手が難しいのが困りもの。ところが、昨年の「うつヌケ」のヒットで、絶版だった「サラリーマン田中K一がゆく!」「マンガ家田中K一がゆく!」の新装版が登場。ようやくこれらを読むことができました。なお、今年の作品ではないのでランキングからは除いています。

第3位 アサイ「木根さんの1人でキネマ」
 こんなに続くとは、作者も予想していなかったのではないでしょうか。脇役のレギュラー化や新キャラの追加で長期化対策を講じていますが、果たしてどこまでもつか? 次巻では「ボヘミアン・ラプソディ」あたりいかがでしょう。

第2位 木城ゆきと「銃夢 火星戦記」
 ムスター編は面白かった! ガリィの出自も明かされ、これからどうなるのか楽しみです。一方、映画化に合わせて、無印「銃夢」が何度目かの新装版を出していますが、同じものを何回も出版されてもどうかと思います。

singeki26.jpg第1位 諌山創「進撃の巨人」
 今年は25〜27巻の3冊をリリース。予想外の内容で面白い。しかし、壁外での戦いを描いた後、そこに至る顛末に遡る内容になっており、非常に話が入り組んできています。最終的な決着が近づいている雰囲気なのに、なかなか先に進まなくてもどかしい。アニメ化の際にはかなり整理が必要でしょうね。
posted by Dr.K at 23:46| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月23日

珍品堂が勧める2018年のTVドラマベスト3

 「下町ロケット」を見ていたのですが、悪役どもが成敗されず、なんだか釈然としない最終回でした。直後に新春スペシャルドラマの予告が入り、まだ続くと判明。これは最終回と呼んじゃダメでしょう。
 それでは、今年の名作ドラマをご紹介。

第3位 コンフィデンスマンJP
 何かと堅苦しいこのご時世、詐欺師を主役にしたこのドラマはかなりの冒険だったのではないでしょうか。ルパン3世が実写になったかのようなぶっ飛んだストーリーは異彩を放っていました。長澤まさみのはじけた演技や、ついに当たり役を引いた東出昌大にも注目です。

第2位 精霊の守り人 最終章
 三年越しの大河ファンタジーもついに完結。最終章では、CGによる異界の表現は控えめになり、代わりに大規模な戦闘描写にチャレンジしていました。キャスティングが面白く、カグロ役の渡辺いっけいは今まで見たことのないかっこよさでした。

tyurikago.jpg第1位 透明なゆりかご
 清原果耶演じる見習い看護士アオイが、産院で様々な生と死に立ち会います。アオイは、発達障害の気があるため、あり得ないまっすぐさで事態を直視します。それ故、冷徹なストーリーが視聴者に重くのしかかります。瀬戸康史が誠実な院長を好演。なべしゃぶのCMとは大違いです。
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2018年12月22日

キムタクが如く! 「ジャッジアイズ 死神の遺言」その1

 体験版プレイ時に予告していた通り、「ジャッジアイズ」を買った。
 木村拓哉主演という事で、話題性は十分。こういうゲームは出荷も多いので、わざわざ予約する必要もないだろう、と思っていたのだが…
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「ちょ、待てよ」のボイス入りキーホルダーが付くとあっては予約せざるを得ない。発売当日、受け取りに行ったら、店員がこれを渡すのを忘れており、リアルに「ちょ、待てよ」と言いそうになった。

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2018年12月20日

宇宙イカ革命「Splatoon2」 その17

 ちょ、待てよ。
 先週の土曜は、「ジャッジ・アイズ」をだらだらプレイしていて、危うくフェスを忘れるところだった。翌日の日曜は出勤であり、わずかな時間を割いて無理やり参加する。ようやくスパイガジェット別注に慣れたので、もう少しプレイしたかったんだけど。

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 今回のお題はヒーローVSヴィラン。う〜む、アメコミ映画ならともかく、「スマブラ」でこの言い方は違和感がある。
 「スマブラ」をプレイしない私としては、特にどちらにも思い入れがないが、ここはヴィランを選ぶ。予想通り少数派だったが、勝率で上回ってフェスは勝利した。この絵面だもの、ちびっ子たちはこぞってヒーローを選んだに違いない。こちらの読み通りの結果となった。
posted by Dr.K at 23:26| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

「カプコン ベルトアクション コレクション」奇跡の降臨。

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 平成も終わろうかというこの年に、お家で「パワードギア」の3人プレイが楽しめる。奇跡としか思えない。「スマブラ」なんか買ってる場合じゃねえ!

 「カプコン ベルトアクション コレクション」は、かつてアーケードを賑わせたアクションゲームを7本収録。特に、「パワードギア」「バトルサーキット」は初の移植となる。実はダウンロード版は、9月に配信されていたのだが、パッケージが好きな私は12月まで待機。復刻版インストカード狙いで、うっかり「コレクターズ・ボックス」を予約したら、同梱のポスターセットのせいで箱が巨大なのが誤算であった。また、マルチプレイでわちゃわちゃやるのが楽しいタイトルなので、Swich版を選んだ。

 平日の夜に、集まってゲームを楽しむなど社会人には不可能。しかし、このコレクションにはオンラインモードがある。誰かが遊んでいるゲームに途中から乱入しても良いし、一人でスタートして乱入を待っても良い。他の本格的オンラインゲームと違って、適当で気軽なのが良い。回線の影響か、ラグがひどくてガクガクになることもしばしばだが、敵をボコっていれば良い大味なゲームなのでそれほど目くじらを立てる必要もない。

 特に、「パワードギア」は、ソロプレイだと合体モードが出ないため魅力が半減する。オンラインの力を借りて、あのメチャクチャさを再び楽しめるとは、本当に奇跡である。
 他のファンも言っているが、ベルトアクションの最高峰である「パニッシャー」や「エイリアンVSプレデター」が入っていないのはつくづく残念。版権の都合なのは分かるが、Vol.2を作って収録してほしいなあ。
posted by Dr.K at 10:54| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月04日

「ばるぼら」の実写映画化は期待大


 手塚治虫の「ばるぼら」が実写映画になる、と突然のアナウンス。

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 好きなマンガだけに、不安も大きい。おそるおそる情報を見ると、キャスティングがなかなか良く、期待が高まった。
 小説家の美倉を演じるのは稲垣吾郎。破滅型の主人公をどう表現するか見もの。
 ヒロインのばるぼらは二階堂ふみ。これはもうばっちり。予告では一人称がちゃんと「オレ」で、嬉しくなる。
 ビジュアリストを自称する手塚眞が、初めて父の作品を監督するというのも注目点。(アニメでは、「ブラック・ジャック」を監督したが)
 これは来年の公開が楽しみだ。

 最後におまけ。他の出演者の中に、渡辺えりの名があった。ピンと来たね。右図、ムネーモシュネーの役に違いない。
posted by Dr.K at 22:31| Comment(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月02日

西部生活シミュレーター 「Red Dead Redemption 2」その4

 ゲームがアップデートされ、「Red Dead Online」β版がスタートした。オンラインなので、協力プレイや対戦プレイの色々なモードが入っているのだろうか。

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posted by Dr.K at 19:33| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする