2019年03月01日

西部生活シミュレーター 「Red Dead Redemption 2」その7

rdr2071.jpg
 突然始まった牧場物語に戸惑いが隠せない。

 6章を終えると、エピローグが始まる。すぐに終わるだろうと思ったら、とんでもない。
 1章のように一本道の物語になるのではなく、本編と同じオープンワールドになっている。こんなものエピローグとは言えない。マップが追加されて倍近い広さになるものをエピローグとは言えない。複数の章があって、クリアに数日を要する長さのものをエピローグとは言えない。
 ダッチ・ギャングから抜けた後のジョンが、前作「Red Dead Redemption」までをどのように過ごしていたかを描いているのだが、しみじみと良い物語だ。ギャングの一味としてドンパチに生きてきた若造が、大人になって家族を守るために平凡な仕事をする葛藤。スケールは違うが、不良学生が長じてサラリーマンをやっているようなものであり、現代にも通じる普遍性がある。
 そして、エピローグが終わると、一瞬も目を離せないエンドロールが始まる。ジョンの結婚、仲間との別れ、元ダッチ・ギャングの面々のその後など、エンディングらしい映像に交じって流れるのは、事件を捜査する保安官の様子だ。彼らがジョンを発見するところでエンドロールは終わる。
 その後のことは、前作「Red Dead Redemption」で語られる通りだ。家族を持たなかったアーサーが、ジョンに託した平和な生活は、わずかな間に崩れ去る。だからこそこのエピローグが愛おしい。超大作にふさわしい幕切れだ。もう一度前作をプレイしたくなった。
posted by Dr.K at 21:53| Comment(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする