衝撃の最終回が話題になっている、「俺の家の話」は最初の方で視聴を辞めました。認知症や介護の描写が、同居中の親と重なってしまってどうにもつらかったです。
「監察医 朝顔」:普通
連続殺人事件の真犯人がわからないまま終わったので不満を持った人もいたみたいですが、これはそういうドラマじゃないでしょう。あくまで家族の物語として、筋を通したのは立派でした。震災からの歳月を、こういう作品で振り返るのも悪くないです。
「遺留捜査」:普通
予告編で、「糸村刑事最後の事件」などと煽っていたため、10年にわたるシリーズも終了か、と身構えてしまいました。実際は、いつも通りに事件を解決しただけであり、その後の糸村の行動も平常運転。いずれシリーズ再開もできそうで安心しました。
「にじいろカルテ」:悪い
村が、いい人ばかりの理想郷として描かれていたため、いずれ別れの時が来るだろう、とは予想していました。ところが、真空先生はあっさり帰ってきます。続編や特番の可能性を残したかったのかもしれませんが、あまりに都合よすぎて、この村はあの世なのではないか、とさえ思えてきました。
「君と世界が終わる日に」:悪い
和製ウォーキング・デッド、やっぱりダメだったか〜。前半の、安全な場所を求めて仲間と放浪するあたりは良かった。しかし、島に着いた頃から、映像も物語もどんどんスケールダウン。ゾンビも減るし、メインキャストだけで話が進みます。何より、主人公とヒロインを敵対させる流れがうまくありません。Huluで続きをやるみたいですが、ほとんど興味をひかれませんでした。
「天国と地獄 サイコな二人」:良い
客観的には、結構行き当たりばったりな謎解きでした。でも、オリジナル脚本ということで、毎週ああでもないこうでもないと謎に振り回されたのが楽しかったです。原作があると、誰かがネタバレするのでこうはいかない。結末はちょっと調子に乗った感じもありましたが、入れ替わり演技の面白さに免じて許します。
「麒麟がくる」:びっくり
年をまたいだ大河ドラマが、2月にようやく完結。「本能寺の変」以後をあえて描かず、光秀は生きているかも? と思わせる結末になっていてびっくりしました。当初の予定通りの着地なのか、コロナ禍で放送回数が減ったためこういうことになったのか、聞いてみたいですね。