日本アカデミー賞で、菅田将暉が特別賞を獲りました。そのとき、プレゼンターの小栗旬がアフロで登場して爆笑。めっちゃ似合ってる。「ミステリと言う勿れ」、菅田じゃなくてもよかったな(笑)
「恋せぬふたり」:良い
初めは、マイノリティを主題にするため、周囲の普通の人々が意図的に悪の側に追いやられており、ピリピリした緊張感がありました。しかし、結末は、性的指向など関係なく、個々の幸せを追求するという極めて普遍的な結論になっており、納得度が高かったです。ただ、高橋さんは農家に飛び込んでいったのですが、田舎の方が古い習慣が根強く、苦労が増えそうと感じました。
「ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇」:普通
最終回だからと言って、意外なことが起こったりはしません。視聴率が低かったようなのですが、妙なてこ入れもなく、ブレない内容で見やすかったです。凛々子のようにマイペースなドラマでした。
「妻、小学生になる。」:大変良い
オチだけ見ると「黄泉がえり」みたいなものですから、いくらでも泣ける結末に仕立てられます。しかし、あえてそれをせず、明るく前向きに終わってみせたのが良かったです。毎田暖乃の演技力は本当にすごい。神木隆之介や蒔田彩珠といった元天才子役が共演しているのですが、たじたじだったのではないでしょうか。
「DCU」:駄作
海中専門の捜査官という題材はとても良い。なので、毎週新しい事件を追って色々なところへ潜ってくれれば良かったのです。ところが、事件を無理矢理つなげようとするからおかしくなる。予算も尽きたのか、どんどんダイビングも減っていき、しまいには温泉を潜るなど失笑ものでした。背後に見えてきた国際的テロ組織も結局つかまらず、釈然としない最終回でした。海外と共同制作だそうですが、シーズン2を気にさせるという部分だけ海外仕様にしてもらっても困ります。