2022年08月31日

未来イカ革命「Splatoon3」 その1

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 「スプラトゥーン3」前夜祭に参戦。とはいっても、出勤日だったので朝と晩に少ししかできなかった…
 そもそもゲームが発売前なのにどうやるんだろう、と思っていたが、機能制限・プレイ期間制限のあるソフトを無料で配布する、という思い切った仕組みになっていた。ただの体験版と違って、フェスの盛り上がりを知ることになるので、販促効果も高そうである。なお、私はとっくに予約済み。
 やはり気になるのは「2」との違い。新しい装備、新しいスペシャル武器といった変更ももちろんあるが、感心したのは細かな改良。対戦ゲームなので、マッチングの待ち時間がどうしても発生するが、「3」では待っている間にキャラを動かして練習ができ、ストレスが緩和されている。また、対戦後の負け演出が廃止され、勝ったチームを讃えるのみとなった。キル数以外に様々な細かい指標で称賛されるので、何もできなかった、と空しくなることが少ない。
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 さすがにシリーズ3作目ともなると、いきなりうまいプレイヤーばかりで、ほとんど勝てなかった。これは貴重な勝利の記録。
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2022年08月28日

ジュラシック・ワールド 新たなる支配者

 これでシリーズ完結らしいが、何か理由をつけて撤回してくれないものか。
 質の高い容れ物で飾られてはいるが、このシリーズの本質は高尚さなどカケラもない怪物パニック映画。だからこそ、多少難のある出来だったとしても、続編での挽回に期待! くらいのノリでいけるのだ。完結と言われてしまったら、そんな態度もとれないではないか。

注:以下にネタバレを含む

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2022年08月25日

「FIRE EMBLEM無双 風花雪月」その3 前哨基地

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 元の「風花雪月」は、シミュレーションゲームなので、プレイ時間が長かった。今回はアクションゲームなので、そんなにかからないだろう、と思ったら大間違い。30時間くらいプレイしているのに、いまだ一つのエンディングにも到達していない。
 その原因は、前哨基地。出撃前の準備パートを担う拠点である。武器やアイテムの購入はもちろん、訓練や戦術教官といった育成要素、食事や遠乗りといった交流要素までもが、基地の中にびっしり詰まっており、やることが非常に多い。規模は少し小さいものの、「風花雪月」の大修道院とほぼ同等の機能を備えているのだ。ゲームの進行に応じて資材が貯まり、基地の機能が向上するため、やることが増える一方なのもやばい。
 アクションゲームとしての難易度は低いので、先に進みたいだけならば各キャラをそんなにじっくり育てる必要はないのだが、あいかわらず支援会話が面白いため、ついつい時間をかけてしまう。クリアできるのはいつになるやら。
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2022年08月24日

ブルー・バイユー

 その昔、「となりのトトロ」と「火垂るの墓」が2本立てで上映された。あまりの組み合わせに、地獄の2本立てと長く語り伝えられることになった。個人的には、「火垂る」を先に観ればましではないかと思っている。
 一方、先日行ってきた新開地のパルシネマ、「ブルー・バイユー」と「クレッシェンド 音楽の架け橋」の2本立てもなかなかしんどい。どちらも重く考えさせられる結末になっているからだ。

 「ブルー・バイユー」は、主人公が就職の面接を受けているシーンから始まる。面接官は、アントニオという名前を怪しむ。彼の外見は明らかにアジア人だからだ。アントニオは韓国生まれ。3歳から養子としてアメリカで育った。若いころにバイクを窃盗した前科がたたり、仕事は不採用になってしまう。
 バイクを乗り回し、タトゥーの職人として生計を立てているアントニオは、貧しいながらも妻と娘を愛する父親だ。妻のキャシーは離婚経験があり、元夫で警察官のエースともめている。ジェシーは連れ子だが、アントニオによく懐いている。妻が妊娠し、アントニオは幸せを感じていた。新しい子供のためにも稼がなければ。
 そんな折に起こった警察とのトラブル。捜査の過程でアントニオに市民権がないことが判明し、強制送還が命じられる。何としても家族といたいアントニオは、弁護士に相談するが…  物語はフィクションだが、過去にアメリカの養子制度に不備があり、本人が知らないうちに不法滞在となっていて、強制送還されるというのは事実である。
 アントニオ自身、前科が示すようにきれいに育ってきたわけではない。だからこそ、何をしても悪い方に向かっていく、という展開にリアルさがある。韓国ドラマもかくやというラストシーンの後、アメリカに戻ることがかなわなかった実際の養子たちの写真がうつり、苦い結末をさらに苦くする。非常に見ごたえがある、という館長の言葉通りの映画だったが、それだけに2本立てはしんどい。

子役演技力 9
問題提起 8
映像美 7
個人的総合 6
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2022年08月19日

「グリムグリモア OnceMore」その2

 エンドロールで、オリジナル版開発スタッフの名前が流れるのですが、その中に懐かしい卒業生の名前を発見。今も元気にしてるかな。

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 このゲームの本編は全25ステージ。まあまあ多いと感じる人もいるでしょうが、チュートリアルでかなりのステージ数が費やされているので、思ったより少ない。全魔方陣の特徴を理解したころには終盤、といった感じでした。そして、最終ステージは極端にイージー。広いマップと潤沢なマナ(資金)が与えられ、好きなユニットを好きなだけ召喚して楽しめるようになっていました。いいサービスです。

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 それにしても、ストーリーがこんなに面白いとは驚きでした。大雑把に言うと、5日間を繰り返すループ物の話となっています。当時のヴァニラウェアはスタッフが少なく、一つの塔と限られた登場人物だけで内容をまとめるために、こういう設定にしたと思われます。ですが、繰り返し感がなく、最後まで飽きません。ループするたびに新たな秘密が明かされていく楽しさは、「オーディンスフィア」や「十三機兵防衛圏」のシナリオにも通じるところがあります。

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 エンディングも、すべてのキャラクターにケリがつけられる丁寧な内容で、満足感が高かったです。魔女のルジェだけは消息不明なのですが、これは続編の可能性を残したかったのかもしれませんね。
 なお、ヴァニラウェアといえば、特典で画集が付くことが多いのですが、今回は、ゲームの進行に応じてイラストがアンロックされる仕組みになっています。緊張感があり、いささか駆け足で終わった本編ストーリーとは異なり、学園のリラックスした日常が描かれた絵が多いのが印象的。この世界観で、平和なストーリーというのもいいですね。誰か同人を描いたりしませんか(他力本願)
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2022年08月18日

バズ・ライトイヤー

 私は「トイ・ストーリー」に対する熱量が乏しい。なので、スピンアウトとなるこの映画もスルーしていたのだが、敬愛するYouTuberのホッカイロ・レン氏が絶賛していたので急遽観ることにした。
 実に面白い。SFでアクションでコメディで大好きなジャンルだ。ただ、ストーリーにしてもビジュアルにしても、あまりに大人向け要素が勝ち過ぎていると感じた。幼いアンディがこれに熱狂するのはませ過ぎだし、子供が欲しがるのはバズじゃなくソックスのおもちゃだろ?

※以下に結末までのネタバレを含むため注意!

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posted by Dr.K at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月13日

サービス終了の研究レポート その1

 モバマスこと「アイドルマスターシンデレラガールズ」が、ついにサービス終了を発表しました。ガラケーで一世を風靡したカードバトルゲームの一つとは言え、さすがにもう古いので無理もありません。
 ポチポチボタンを押すだけのゲームというのはまことに楽で、私はいまだに通勤中のプレイを続けています。そして、プレイ中のゲームがサービス終了を迎えるというのは、「プロ野球チームをつくろう! ブラウザ」以来です。この貴重な経験をぜひ記録に残そうと思います。

mobamassh.jpg さて、3月のサービス終了までは、まだ時間があります。また、すべてのアイドルはデレステに実装済みなので、モバマスがなくなっても推しのアイドルが消えてしまうわけではありません。では、今モバマスで何をやっておくべきでしょうか?
 私のおすすめは、「シンデレラヒストリー」です。
 ここでは、各アイドルのデビュー前からのエピソードを見ることができます。デレステの方で、もっと豪華な演出のエピソード(コミュ)がいくらでも見られるのですが、それとはちょっと違います。デレステの方が、プロデューサー目線でアイドルとの出会いを描いているのに対し、「シンデレラヒストリー」は、アイドル視点での独白となっているのです。短いながらも印象的なエピソードもあり、意外と読ませる内容になってます。
 システム上、一日に決まった数しかアンロックできませんので、終了の日までに、こつこつ読んでおいてはいかがでしょうか。
posted by Dr.K at 23:54| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月08日

「LIVE Parade」の研究レポート

 いまだしつこくプレイ中の「デレステ」ですが、最近は、SSRの確率が2倍になる「シンデレラフェス」が月2回に増え、スタージュエルが全然足りません。

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 それはさておき、今回は「ライブパレード」で、想定外の攻略が成ったため、備忘録代わりにここに書いておきます。
 このイベントでは、公演ごとに指示される条件をクリアしていくことで、次の地域の公演がアンロックされていきます。はじめは誰でもクリアできる条件なのですが、だんだん難度が上がっていき、私の腕前だとExエリアはほとんどクリアできません。

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 この高知の場合、平均Lv27以上の楽曲を選ぶ必要があります。クリアできなくはないですが、私の力では、ライフ100%を保って終わるのがなかなか厳しいです。
 それどころか、失敗を重ねてライフが0になり、ゲームオーバーになってしまいました。その時ふと思い出しました。プロデュース方針の効果で、無償コンティニューができるじゃないか。曲の終盤だったので、そのままライフ100%で演奏終了。なんと公演目標達成です。ライフが減っていたら、わざとゲームオーバーにし、コンティニューすればよかったのです。これは盲点でした。
 また、他の公演では、コンボ数やリズムアイコン数が条件となっている場合があります。Master以上の難度を選ばないとその総数は達成できない、と思ってもちょっとお待ちください。実は、いくつかメドレー曲があるので、低難度でもリズムアイコン数を稼げる組み合わせがあるかもしれません。
 というわけで、久しぶりにExエリアをクリアし、高難度の追加公演を見ることができました! まあ報酬の新SRカードを拝みたいだけなら、そこまで頑張る必要は全くないんですけどね。

posted by Dr.K at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月07日

未知との遭遇

 スピルバーグ監督の古〜い映画。公開当時、話題になっていたのを憶えているが、まだ幼かったので観ることなく現在に至る。このたび、こんな作品だったのか、と驚きつつ視聴した。

●ドキュメンタリー風味
 リチャード・ドレイファスが主役を演じるが、さしたるドラマはない。色々な場所、色々な人物の目線で、ファースト・コンタクトへの道のりがお膳立てされていく。全体に、ドキュメンタリーに近い味わいになっている。
 同じスピルバーグ作品であるが、起伏のあるストーリーでファースト・コンタクトを扱った「E.T.」とは全く違う印象だ。

●音による交流
 クライマックス、宇宙船との交信は、電子音楽(?)によって行われる。地球側はその音楽の意味を理解しておらず、そのため観客にも説明されることがないので、非常に緊張感のある演出になっている。探り探りでコミュニケーションを取り合い、それは壮大な合奏となっていく。
 この曲で思い出したのが、ゲームの「ジーザス」。ストーリーが「エイリアン」そっくりなことで有名なゲームだが、音楽は「未知との遭遇」から来ていたのだな。

●宇宙人
 宇宙船のハッチが開き、ついに宇宙人が姿を現す。今見ると極めて標準的な宇宙人だが、それは逆だ。80年代に私が見た数々のUFO特番で、宇宙人の目撃談はほとんどがこのグレイ型の宇宙人だった。「未知との遭遇」のインパクトによって、宇宙人のイメージが統一されてしまったのだろう。それくらい、印象的な映像になっていた。

●旅立ち
 バミューダ海域で消えた船や飛行機は、宇宙人の仕業だった。無事に帰してもらえたといっても、何をされたかわかったもんじゃない。それなのに主人公は、宇宙人に導かれて躊躇なく地球を去る。宇宙人に選ばれたことが、神の啓示の如き奇跡として描かれているのだ。
 飛んでいく宇宙船とともにエンドロールとなる、急激な結末にはびっくり。今どきの映画なら、残された妻は、ヒロインは、調査団の面々はこれからどうしていくのか、少しは描くことだろうと思う。

物語性 4
音楽性 8
後への影響力 10
個人的総合 6
posted by Dr.K at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年08月03日

「グリムグリモア OnceMore」その1

 ヴァニラウェア設立20周年、おめでとうございます。この会社のゲームはだいたいプレイしてますが、「グリムグリモア」はまだでした。ですので、「OnceMore」はありがたいリメイクです。

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 いや〜、オープニングからめっちゃヴァニラヴァニラしてますね! 「オーディンスフィア」や「ドラゴンズクラウン」で見慣れているものの、やはりこの画風は唯一無二。全く古びることがありません。

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 高解像度になってはいますが、キャラクターの原画などはPS2版のままのはず。それなのに最新のゲームと比較しても全く見劣りしないのは、元のビジュアルがいかに優れていたかを表しています。
 ストーリーが非常に興味深いのですが、このゲームはアクションでもRPGでもなくRTS。苦手なジャンルなのでちょっとクリアできる自信がないのですが、かなり時間をかけたチュートリアルになっているので、どうにか進めたいと思います。
posted by Dr.K at 21:58| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする