2023年01月29日

俺がコロナになりまして 二日目

 症状はおさまったものの、いまだ自宅待機中。何しろ一歩も外へ出ないので、いきなり通勤できるか心配だ。

●初期
 喉の痛み:これが一番つらかった。食べられないとなると回復も見込めないので、無理をして食べた。
 咳:出始めると止まらなくなり、呼吸困難に近い状態になった。
 熱:39度くらい。ワクチンの副作用で経験済みなので、これは思ったより気にならなかった。

 これらの症状は、薬によって2〜3日で改善した。とはいえ本当につらいので、5類への移行というニュースにはマジかとしか思えない。

●中期
 頭痛:一日に何度か頭痛を起こすようになった。これにより、やる気が著しく削がれる。
 熱:37度代の熱が出たりおさまったりする。

 次の2〜3日は、風邪のような症状が続いた。熱のせいか、寒波が来ていて寒いはずなのだが正しく感じることができない。また、寝ている間の発汗もひどかった。

●現在
 発熱は無くなったが、頭痛は日に一度くらい起こり、痛み止めで対処している。
 そして、食べ物の味が弱くなった。味覚ではなく、どうやら嗅覚の方が麻痺したようだ。後遺症の一種だと思うが、どれくらいで回復するのだろうか。匂いがわからないのはちょっと怖い。
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2023年01月28日

PS5で「ペルソナ5 ザ・ロイヤル」 その2

 甘かった。コープ(仲間との支援度を上げるサブストーリー)が面白いので、キャラゲーなら難易度は低かろう、と思い込んでいた。結果、オクムラパレスのボス戦がクリアできない事態に。

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 このボス戦では、何集団もの社畜ロボと戦うことになるが、すべてを30分以内に終わらせなければならない。さらに厄介なことに、各集団は2ターン以内に全滅させないと新しいロボと総取っ換えになり、次のバトルに進まないのだ。部長を全滅させることができず、何度もゲームオーバーになった。レベルを上げれば勝てそう、という雰囲気もないので、ここは攻略サイトに頼る。
 すると、戦い方が根本的に間違っていた。私はここまで、弱点を突いてすべての敵をダウンさせ、総攻撃を発動することでザコ戦を進めてきた。ところが、ここでは総攻撃が封じられ、バトンタッチで火力をアップすることが必要になる。全体魔法の使用を控え、1体ずつダウンを奪うことで、バトンをつなげていくのが勝ち筋らしい。
 ここまでに、そういう戦いをしなさい、という誘導がないのでこれは行き詰まってしまうプレイヤーも多いのではないか。バトンタッチの効果を上げるダーツ遊びも、攻略サイトを見るまではすっかり忘れていた。
 また、時間制限はやめてほしかった。確かにストーリー上の状況には合っているが、「ペルソナ5R」はターン制のRPGだ。選択できる行動は膨大であり、落ち着いて選ばせてほしい。こういうシステムで急かされるのは不快である。時間ではなく、総ターン数あたりで疑似的に縛るのが良かったのではないかと思う。

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 それにしても、わざわざ遊園地専用のキャラ絵が用意されてるなんて、どこまでもこだわったゲームだ。
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2023年01月25日

俺がコロナになりまして 一日目

 数日前、コロナにかかって自宅待機中。症状も収まってきたので、客観的には暇である。ところがゲームでもやろう、という気持ちが全くわいてこない。あらゆるやる気がなくなった中、残された気力でこれを記す。

●診察前
 最初に感じたのは倦怠感。私事だが、母が長期入院となっており、昨年末から慣れない家事全般を引き受けているため、疲労が出たのかなと思っていた。

●最初の診察
 翌日は喉が痛くなった。コロナでよくある症状だが、この時点で発熱がないため、普通に近所の医者を受診し、痛み止め等の薬をもらう。「高熱が出るようならまたご連絡を」

●二度目の診察
 その晩、とたんに熱が出た。翌日、抗原検査でコロナ陽性。
 今年一番の寒波が来ているのに、発熱外来は屋外の仮設テント。ただでさえ体調が悪いのにきつい。
 特別な薬も出ないので、短い自宅療養期間で回復するのか心配。

●感染の届け出
 高齢者でなく、入院対象でもないので、保健所から連絡が来るようなこともなく、セルフサービス。
 指定のQRコードでアクセスすると、市の届出サイトにつながるが、アカウントを作るために長々個人情報を入力しなければならない。コンピュータ業界の端くれとして許しがたいのは、数字も全角で入力しないと通らない仕様。誰だこれ作ったの。体調も頭も優れないのに、こんな面倒くさいものやる奴いないだろ。
 ニュースで発表されている感染者数は、実際よりかなり小さくなっていると思わなければならない
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2023年01月21日

サービス終了の研究レポート その3

●12月某日
 プロダクションマッチフェスティバル the Finalが終了。これをもって、「モバマス」の新規イベントは最後となります。
 同じころ、フリートレードも終了。毎日、カードの相場を眺めていたのでひときわ寂しい。貯まっていたアイテムを出来る限り放出し、何人かのアイドルを最後にお迎えしました。
 さらに、課金ガチャも終了になったのですが、こちらは、倉庫を整理するのが面倒という理由で、ジュエルをほとんど消費しないまま終わってしまいました。

●1月某日
 ここから3月のサービス終了までは、事前に投票で選ばれたイベントの復刻開催。さっそく第一弾が始まったのですが、アイテムを消費しなくても進められる代わりに、報酬なし、イベントパワー持ちアイドルなし、ランキング要素なしというないない尽くし。一応ストーリーは楽しめるとはいえ、こんなにつまらないゲームだったんだ、と無味乾燥ぶりに涙が出てきます。

lasts.jpg●ラストシンデレラストーリー!
 こうして淡々と終了を迎えるのか、と思っていたところ、新規ストーリーの連載が始まりびっくりしました。その名も「ラストシンデレラストーリー」。
 どうやら「モバマス」のフィナーレを飾る内容となるようで、アイドルも全員出演するようです。いまだに見ているプレイヤーがどれくらいいるのかはわかりませんが、これには感謝しかありません。サービス終了タイトルで、きちんとエンディングがあったゲームなんて本当に少ない。どんな結末になるのか、しっかり見届けようと思います。

posted by Dr.K at 21:25| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月16日

未来イカ革命「Splatoon3」 その5

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 今年最初のフェスは、〈甘い〉チームが勝利。ヨビ祭の期間は全くプレイせず、本祭が始まってから得票が多いとわかっている〈甘い〉陣営に加わる形になり、なんだかアンフェアかも。

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 今回は、味方に恵まれたことに加え、スパイガジェットでの立ち回りがはまり、まあまあ勝つことができた。傘の勝ちモーション、いかすなあ。
 なお、トリカラマッチの仕様が変更になったらしいが、メニューから自分で選んで参加すると知らず、結局プレイできなかったのは残念。次回は、遊び心地の違いを知るためにも、ぜひプレイしたい。
posted by Dr.K at 23:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月15日

かがみの孤城

 これはいい! 原作は未読だが、監督の作風と合っているのかも知れない。原恵一監督のアニメは、「百日紅」「バースデー・ワンダーランド」とパッとしない作品が続いたが、一安心だ。

 こころは、不登校の中学生。ある日、いつものように引きこもっていると、部屋の鏡が、異世界の城と接続する。そこには、こころを含め7人の中学生が集められていた。謎の少女〈オオカミさま〉は、彼らに対し、この城のどこかにある〈願いの部屋〉の鍵を探すよう告げる。

 こうなるだろう、という予想をことごとくはずされるのが面白い。例えば、異世界に集められ、鍵を見つけるまでは帰れない、なんてのはよくあるパターンだが、この孤城は逆。夜は鏡を通って帰らねばならず、昼間だけ通うというルールになっている。そのせいか、皆あまり真剣に鍵を探そうとしない。気が向いたら城に来て、ゲームをしたりお菓子を食べたりして過ごす。こころに至っては、怪しんで何日も城に行かないほどである。場所こそ異世界だが、まるでフリースクールかステップルームか、といった感じになってくる。
 そして、アニメで異世界が舞台となれば当然期待される、魔法やらアクションやらといった描写が最低限に抑えられ、現実世界のリアリティの方が重視されているのが面白い。例えば、冒頭に語られるこころの心情のリアルさ。後半に明かされるいじめの描写の恐ろしさ。アニメとしてはおよそ地味だが、物語の質は非常に高いと感じた。
 おそらく原作が中学生くらいを対象にしているのだろう、だいたいの謎は事前に察することができてしまうが、丁寧に着地するので不満は出ない。畳みかけるクライマックスにも引き込まれる。何より、加害者が懲らしめられるというような、安易な解決を描かない誠実さが絶品。こころが勇気を持って踏み出す一歩に、想いが重なる心地がした。

 もう配られていないと思うが、入場者特典が素晴らしい。これを見ることも作品の一部、という演出になっていて、感動が増した。ランダム封入なのが残念、他のもぜひ見てみたい。

ビジュアル 5
ストーリー 9
入場者特典 9
個人的総合 8

他の方の注目すべきレビュー
三角締めでつかまえて:生涯ベスト級、と絶賛。
映画にわか:この見識、絶対にわかじゃないでしょ
posted by Dr.K at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月08日

「FIRE EMBLEM無双 風花雪月」その4 東奔西走

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 金鹿組でエンディング到達。ストーリーは、後半に行くほど失速した。帝国だ王国だ、パルミラだ闇の勢力だ、と次々に発生する敵を追い、東奔西走する展開で、大きな戦争としての一貫性に乏しい。最後にケリがつくならまだ良いのだが、一応ラスボスは倒したものの、戦争の終結までは描かれない。わざわざ主人公を変え、「風花雪月」本編とは別のストーリーにしているのだから、もっと大胆にまとめてしまえばいいのに。
 さらには、主人公の正体やラルヴァとソティスの因縁なども語られない。他の組でプレイしたら分かるのだろうか?

 すべての組でプレイするなど、周回を前提とするのであれば、プレイ時間が長すぎる。各章、章末のステージはイベントも豊富で、ストーリー展開も楽しめる。しかし、それ以外の通常ステージは、バリエーションに乏しく、無暗に数だけは多いので飽きてくる。正直、半分のステージ数で充分だと思う。無双ゲームなので難易度は低く、凝りに凝りまくった拠点の強化システムの必要性があまりないのもつらいところ。
 なお、私個人の方向音痴問題は、操作キャラを切り替えて、AIに目的地までの移動を任せるというものぐさスタイルで解決した。そのせいで、ますます攻撃ボタンを連打するだけの操作になった。

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 新しくなった支援会話や、遠乗りなど、キャラとの交流は相変わらず楽しい。しかし、「風花雪月」と異なり、特定のパートナーを決める要素は無くなってしまって残念。キーアイテムを与えても、当たり障りのない(?)手紙を一通くれるだけなので寂しい。エンディングで発表される戦績報告と後日談、好きだったんだけどな。
posted by Dr.K at 21:42| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月05日

「銃夢 火星戦記」9巻

kaseisenki9.jpg 最近はコミックの発売日をろくにチェックしていないため、年末年始に思い出したように買う、というパターンが増えた。

 さて、「火星戦記」もはや9巻。無印「銃夢」だったら、もう完結という冊数だが、こちらは全く終わりそうにない。新キャラ登場➝過去に遡って因縁を解説➝現在に戻って決着➝次の新キャラ登場、という流れを繰り返しており、主役のはずのガリィとエーリカの話が一向に進まない。面白くないわけではないが、困ったことである。
 さらに困ったことに、掲載誌イブニングの休刊が決まった。「火星戦記」はウェブで続くのか、他誌へ移るのか。継続そのものが危うくなってきた。なんとか結末を見たいのだが…
posted by Dr.K at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月02日

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター

 前作は、3D映画の幕開けを告げる作品だったので、これも3Dで観ないと!

●超長い!
 事前に、上映時間が3時間超と知ってたじろぐ。そんな壮大で複雑な物語なのか? しかし、実際に観てみると、ストーリー的にはそこまで長時間が必要な内容ではない。では、どこに時間をとられているのかというと、海の描写。ジェイクの一家は、敵の目を逃れるために、メトケイナ族の村に引っ越す。そこで、海の一族の暮らしが、ドキュメンタリー番組の如き緻密さで描かれていくのだ。3Dで描かれる海中はVRに迫る実在感、ダイビングの疑似体験として楽しめた。いっそのこと、戦いのないホームドラマとしてまとめてくれても良かった、とさえ思える。一方で、本来の見せ場となる戦闘描写も楽しいことは楽しいが、平和な場面が美し過ぎるのでクライマックス感を損ねている気がする。
 なお、前作の複雑な設定はほぼ説明されないため、あらかじめ観ておくことは必須。十数年ぶりの続編にしては、かなり不親切な作りだ。

●超高価い!
 わざわざ劇場に行くのだから、最高の環境で観たい。IMAX・3D・HFRで観たが、この組み合わせは3000円もする。そして、パンフレットがなぜか世界観の解説本になっており、1650円もする。中身はすごいが、普通のパンフレットも出してほしい。キャストの紹介や監督のインタビュー、メイキングなんかも見たかった。いずれにせよ、ずいぶんとお高い趣味になってしまった。

●総評
 3Dで観ると、3時間あまりを惑星パンドラで過ごした気分になれるので、そういうアトラクションのつもりで観るなら価値がある。一方で、ストーリーは並なので、将来配信などで見ても大した感慨は得られない可能性が高い。「アバ体験」という広告センスは最低だが、ある意味本質を突いている。

映像美   10
費用    10
ストーリー 5
個人的総合 7

他の方のアバ体験
社会の独房から…クオリッチ大佐中心のレビュー
沼の見える街…異世界プラネットアース。確かに!
posted by Dr.K at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年01月01日

2023年

 本年もよろしくお願いいたします。

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 最近は、紅白を観るたび歳を感じます。知っている歌手がどんどんご高齢に…。若いと思っていたPerfumeも、15回目の出場と聞いて唖然とします。
 中盤で登場したのが、YOSHIKI率いるTHE LAST ROCKSTARS。豪華な顔ぶれに、これが今年の目玉かな、と思っていたら終盤、桑田佳祐率いる時代遅れのRock'n'Roll Band」が全部持って行っちゃいました。YOSHIKI達は、世界で戦おう、もっとBIGになろう、というかっこ良さであり、ともするとそれは青臭さでもあります。ところが桑田は、歳に逆らわず「時代遅れ」を自認してお気楽です。それでいて、勇退する加山雄三へのリスペクトを捧げるなど、アーティストとしての芯をはずさないかっこ良さがあります。

 私も年相応の貫禄を身に着けたいと思いました。

 ちなみに、一番良かったのは玉置浩二。見た目は仙人みたいなのに、歌声はいい時のままでした。
posted by Dr.K at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 講師の独り言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする