Switchでインディーズゲームのセールをやっていたので、「Dorfromantik」を買ってみました。
このゲームは、六角形のパネルを並べて、ミニチュアの田園風景を作っていきます。のんびりした音楽が流れ、川ができれば船が通り、線路を作れば汽車が走ります。何かを争うこともなければ、時間制限もありません。ゆったりと癒されるゲームなのでしょうか。
ところが、ある時を境に、このゲームは凶悪な本性を見せます。
手持ちのパネルをすべて使い切ることが、このゲームの終了条件です。しかし、六辺すべてをマッチさせる〈パーフェクト〉を達成するとパネルが追加されます。さらに、時々出てくるクエスト(森をいくつ以上つなげろだの、家を指定数並べろだの)を達成するとこれまたパネルが追加。つまり、うまくプレイするとどんどんパネルを増やして終了を遅らせることができ、ハイスコアが達成できるという訳です。
そのためには、ベストの位置にパネルを置くべく、一手一手を真剣に考えなければなりません。結果、一回のプレイが2時間近くにまでなり、冗談抜きに時間が溶けていきます。
それにしてもこのゲーム、なんだかアナログゲームの手触りがするんですよね。それも、「カタンの開拓者」など輸入物の由緒あるボードゲームの。タイトル画面から、開発者の情報を見て納得しました。ドイツの学生4人で開発したそうです。さすがボードゲームの本場、その感覚はコンピュータゲームの開発にも生かされているんですね!