長かった〈補習〉を終え、昨年末にどうにかクリア。ボスを倒してはい終わり! とはならず、ずいぶんじっくり後日談が描かれた。長時間つきあってきたゲームにふさわしい演出で、感慨深いものがあった。
さて、公式では、いつの間にやら人気投票が実施されている。こういうときは、見た目にしろ活躍にしろ、インパクトのあるキャラが有利。なので、ルイが票を集めたのは予想通りだったが、暫定1位がまさかのストロールで驚いた。ええ〜? 物語を引っ張ってくれる参謀タイプの人物で、確かに重要なポジションを担ってはいるが、優等生ながら普通、そんなに人気が出そうには思えない。
その普通さは、戦闘時の性能にも反映されており、平均的に強くはあるが突出したものがないという理由で、私のプレイではパーティーをはずれることが多かった。それでは最後に、ラスボスを倒した時のメンバーを紹介することにしよう。
●主人公:プリンス
主人公は、専用職であるプリンスにし、対ニンゲン特効の〈ロイヤルソード〉を連打する。アクセサリーとして〈合理化の手引書〉を装備しておくと、ジンテーゼのプレス消費が半分になるので、その効率をアップできる。イベントを進めないとこのアクセサリーは買えないので、アロンゾとの交友は重要である。
一方私は、主人公にメサイアを習得させていた。そこで、継承枠にはデクンダ、ペンパトラ、サマリカームを並べていたが、回復系は他のキャラに任せるべきだったとちょっと後悔している。マリアとのイベントを見ると、主人公に習得させなきゃ、と思っちゃうんだよねえ。
●バジリオ:デストロイヤー
物理最強のバジリオには、〈狂気の破壊〉で、弱点付与の無限ループを担当してもらう。本来ならロイヤルベルセルクまで育てるべきだが、キャゼリナとのイベントを進め損ねて格闘系の職種を伸ばせず断念。それでも十分な強さだった。アクセサリーは、〈合理化の手引書〉と迷ったが、〈アッシャーの反鏡〉を装備。最終的にこの判断が勝敗を分けた。
●ヒュルケンベルグ:ロイヤルナイト
ラスボスは、多いプレス数にものを言わせて、強力な全体攻撃を続けざまに放ってくるので、ほっておくとすぐ全滅してしまう。そこで、回避や反射を使って、相手のプレスを余分に減らすことが攻略のカギとなる。
ロイヤルナイトは、攻撃力こそぱっとしないが、〈オールガード〉や〈オールカウンター〉で相手のプレスを減らせるのが強み。実はそこまで育ち切っておらず、継承枠に〈カウンター〉と〈マジックカウンター〉を入れてごまかした。回復やアイテム使用も、なるべくヒュルケンベルグが行うようにした。
●ジュナ:ロイヤルマスクドダンサー
全員の攻撃力をアップさせる〈マスカレイドチャージ〉が凄い。体感で倍以上の攻撃力になるので、長期戦でじり貧になりやすいボス戦に特に有効だ。プレス数の都合であまり攻撃できなかった時でも、ラスボスは必ずバフを無効化してくるため、相手のプレスを一つ無駄にできるという効果がある。
マスクドダンサーなので、アクセサリには〈聖職者の仮面〉を選び、いざという時の回復役と考えていた。しかし、あまりその必要がなかったので、〈合理化の手引書〉にしておいた方が良かったかも。
最終形態のラスボスは、体力残りわずかまで追い詰めると、いきなりプレス数が増え、最大8回の攻撃をしてくる。このせいで何度も全滅、そのたびにボス戦の最初まで戻されるのがきつかった。クリアしたときも、全滅確実な状況だったのだが、〈アッシャーの反鏡〉の効果でボスの体力が尽き、バジリオだけが立っている状態でエンディングとなった。本当にぎりぎり、もう二度と再現できる気がしない。