2006年01月28日

マイノリティ・リポート

 今年は夜間クラスの授業を担当していたせいで、実に久々の視聴となった「金曜ロードショー」。昨日はこの映画の登場だった。

 時は2054年、犯罪予知システムによって殺人犯は事前に逮捕されるようになった…

 こういうSF設定、大好き。スピルバーグ監督だけあって、未来の大道具、小道具がいちいち面白い。映像を手で操るコンピューター、垂直に走れる車、個人を識別して話しかけてくるウザい広告等々…
 オープニングだけ見ると難解なミステリーのように思え、主役にふりかかる災難は深刻そのものだが、制作方針は妙に肩の力が抜けている。警官のジェットパックでハンバーグが焼けるシーンとか、工場のラインに乗って出来た車で逃走とか、坂道を転がり落ちる自分の目ん玉を追いかけるシーンとか、どうも悪趣味なコメディシーンが目立つんだが、ティム・バートンにでも対抗するつもりだろうか。

 そして何より良くないのは、事件の真相が判明したとき
またそのパターンか!!
と思ってしまう陳腐さ。80〜90年代、斬新な映画作りといえばスピルバーグ監督、と思って育ってきた私としては、一抹の淋しさを感じずにいられない。

映像美  8
トムクルーズ プロモーション度 8
ヒロイン不遇度 10
個人的総合 6
posted by Dr.K at 10:43| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
工場のシーンで動いていたFAロボットは、私が派遣で入っている某社のものなんですが、壁を這うレクサス2050を作っているロボットが現在のものと変わらないとはいかに。アメリカ支店長は「ロングセラーとなりうるすばらしい商品と(スピルバーグに)評価されたと思う」と無理のあるポジティブシンキングをしてましたが。
Posted by Sash at 2006年01月28日 17:07
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