すげー面白いけど、売れて無いゲームを、ヒーヒー言いながら遊んでた時に、
「いいんだよこれは、貴族の嗜みだから」
みたいな会話から派生した記憶がある。ちなみにアースワームジムだ。
アースワームジム!!このタイトルは私にとって究極の洋ゲー・究極のドット絵を意味し、特に国内未発売の2にも非常〜〜に思い入れがあるタイトルだ。以下、99年頃に珍品堂に載せていた記事から転載。

「EARTHWORM JIM 2」 SFC・MD(日本版未発売)
「earthworm」ってなんじゃいという人もあるかと思いますが、要するにミミズ。
ゲーム史上空前にして絶後のミミズが主役のゲームだ。(おっと、しかもこれはパート2だ)
ジムの行動は、走る・跳ぶの他にミミズの頭部をムチのようにしならせての打撃攻撃、銃乱射攻撃、粘液を使ってのロープアクションなど、想像を絶するものばかり。しかしながらどの動きも極めてなめらかなパターンで描かれており、あまりの楽しさについ感情移入をしてしまいそうになるが、しかし奴はミミズ。
操作をしなかった場合、奴は勝手に一人遊びを始めるのでそれを眺めるのも楽しいが、どう考えても数十パターンが費やされており、あまりの労力の無駄遣いに目頭が熱くなる。
世界観も極めてはっちゃけており、エイリアンだらけのどっかの星かと思いきやブタや犬やオバタリアンが平然と登場し、真剣に考えると入院しそうになるので考えないのが吉。
さて、画面は1面のラスボス、「金魚鉢の中の凶悪金魚」である。ゲーム史上他に類を見ない(こんなんばっか)操作しなくても勝てる最弱のボスであるが、どうやって勝つのかはぜひ皆さんの目で確かめてほしい。
二面目のボスは一輪車に乗ったウジ虫とのことである。これもぜひ見たいものだ。