2006年02月22日

どろろ その3

【序章】
7qt4dlr7  最初のステージである廃村の雰囲気が、ちゃんと原作に似ているのが嬉しいね。さて、PS2版「どろろ」をプレイして、まず驚くのは画面が白黒であることだろう。
 魔物に身体48箇所を奪われている百鬼丸。なんと、目を取り返すまでは画面に色が付かないのである! まさかこういう形で原作の設定を使ってくるとは思わなかった。セガ、とことん本気だ。この他、右足がなければダッシュは出来ず、鼻がなければ隠し魔神に気がつかないなど、「部位奪還」がゲームに深く関わるようになっている。図は、気合い入りすぎの「奪還ムービー」。

【第一章 万代】
 冒頭の金小僧の異常な完成度の高さと、妖怪タタリの怖さだけで、手塚ファンならご飯三杯いける。

【第二章 妖刀似蛭】
 「そこの人! 死んでもらおう」
 田之介キター! 屈指の名キャラが、ちゃんと現作通りのセリフで登場、感涙。その姿が、後にサムスピで橘右京としてパクられたのは有名?
 妖刀に惑わされたどろろが
 「ホゲタラァ」
と叫んだのには笑った。これは、悪名高いアニメ版の主題歌からの引用。

【第三章 どんぶり腹】
 原作では、終了間際の小さなエピソードだったが、ゲームでは醍醐景光初登場の重要な話に作り替えられている。そのせいか魔神が異様に強いような気がする。

【第四章 ばんもん】
 ばんもんの上での魔神との戦いが非常にアツイ! また、この章で妖狐を倒したときだけ
 「どギツネめ!」
という啖呵を聞けるのだな。そのこだわりや良し。

【第五章 不動と入道】
 原作の「百面不動」と「四化入道」をアレンジしたステージ。どろろのお母ちゃんが出ないのだけは不満。

【第六章 地獄堂】
 原作には、地獄堂で景光と対決、などというエピソードはない。地獄堂に着いてからの盛り上がりは素晴らしいので、ぜひ体験していただきたい。

【第七章 無残帳】
 原作の「無残帳」は、どろろの生い立ちを明かす話だったが、そのような内容はなく、ほぼ原作の最終話「ぬえ」に準拠。戦いに継ぐ戦いの果てに、原作とは違う敵があなたを待っている。

続く
posted by Dr.K at 20:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック