その中で、「俺が生まれてはじめて(性的に)ドキッとした手塚マンガ」として「バンパイヤ」の一場面が挙げられていますね。竹熊先生はその世代だったか!と今さら気づかされた次第です。
本人(手塚治虫)曰く、なぜアニメが好きかというと、アニメの特質のひとつであるメタモルフォーゼ(変形)に「強いエロス的感覚」を感じるからなのだそうです。手塚マンガにはそういう変身・変形場面がたくさん出てきますね。『バンパイヤ』のこの場面もそのひとつです。
また、コメント欄でも
手塚の絵柄は清潔なんですが「形がグチャグチャしたもの」に対する偏愛は強烈にありますよ。上のほうでどなたかが例にあげていた『火の鳥』のムーピーとかね。これに類する例は手塚作品にはたくさんあります。
との説明があります。

宣伝でした、すみません。
今初めて知ったけどアマゾンで買えるじゃないか。