2006年02月26日

オーディションの審査基準

 昨日は、私の勤務校で年一回恒例の学内コンテストがあった。理事の方も言い間違える長ったらしいそのコンテスト名を、ふと思うところあってgoogleにかけてみた。

 大漁。

 歴代上位入賞者の日記などを、いくつも発見した。みんな元気か。

 閑話休題。
 さて、このコンテスト、昨年ぐらいからだろうか、最終審査において、学生の間での評判と実際の審査結果とが一致しないケースが増えてきたように思う。そのため、審査基準に疑問を持つ者もいるようだが、慎重に見てみると、ゲスト審査員の意見がきちんとくみ取られている結果と言えるのではないだろうか。
 学生の間で評判になる作品には、技術的に高いレベルにあるものが多い。「完成されたきれいな絵だ」「プログラム技術がすごい」というようなものだ。同じ学生である自分と比較するとスゴい、その感動が賞賛につながる。
 しかしながら、プロであるゲストの審査員にとっては、それらは日常見慣れている技術レベルのものでしかない。コンテストの終わりに、K先生が、クギを刺していたのはまさにその通りである。
 それでは、そのような審査員が、どんな作品を高く評価するのか。やはりプロに出来ないことをやった作品、ではないだろうか。
 プロに出来ないこととは何か。個人を前面に出したオリジナリティある作品を作ることである。その人だけの、あるいはその作品だけの、発想・センス・個性。プロが触れたい新鮮さとはそれだ。技術はしょせん伝達手段に過ぎない。あなただけが伝えたいこと・作りたいものは何なのか、が問われていたのではないだろうか。技術があっても、それが単なるプロの物まねでは、コンテストに勝つことはできないのだ。
 今年勝ったメンバーを見て、内なるオリジナリティを鍛えることを怠ってはいけないな、と改めて思った。
posted by Dr.K at 11:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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