2006年04月10日

「プリンス・オブ・ペルシャ」で死にまくる

 「今までに、世界中で何億のマリオが死んだことだろう」と記したのは誰だったか。これは、トライ&エラーで遊び続けるアクションゲームの本質を表した言葉であり、同時に、マリオがそれだけ多くの人に遊ばれた、ということを示した言葉でもあるだろう。
 しかしながら、一人のプレイヤーが殺した人数と言うことなら、マリオよりも断然このペルシャの王子に軍配が上がる。
 「プリンス・オブ・ペルシャ」は、80年代アメリカ(?)でアップル用に作られたアクションゲーム。日本では、90年頃にPC-98版・X68000版が原作を越える出来で移植され、後にスーパーファミコンなどでも発売された。

「一時間以内に助けないと姫様が死んじゃう!」

という一行で説明が終わる設定の元、王子は城の地下牢から脱出する。トラップを巧みにかわし、次のステージへの進路を探すことに重きを置くゲーム性は、アクションでありながら、知的で「静」の印象がある、独特のものであった。
Mw_ga0a1  そしてこのゲーム、忘れられないのはそのえげつない難度、死体の山を築く以外に解法を見つける方法はない。ゲームをプレイしている時間の半分は、王子の死体を眺めている時間だと言っても過言ではない。作り手もそのことを分かっているのか、胴体を両断されて死に、針に貫かれて死に、高いところから落ちて死に、とその死にっぷりへのこだわりは見ての通り半端じゃない。まさしく究極のマゾゲーだ。

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 これは、昔あったねぇ、こういうゲーム、という記事ではない。このシリーズ、現在も続いており、最新作が日本でも発売予定なのである!

続く
posted by Dr.K at 21:40| Comment(5) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あの探検家より死ぬことがあるのですか。と思ってやってみましたが、何ですかあの過激なタラちゃんのような足音は。
Posted by Sash at 2006年04月10日 23:29
さすがDr.K先生! 当方もプリンス・オブ・ペルシャ大好きですヨ!ステージ増加で2時間以内とパワーアップしたSFC版で主人公の死体の山を築き上げた記憶が今もアリアリと残っております。開発者の思い通りの罠にハマって死んだ時に「そう来るか〜!」と逆に楽しくなってしまった自分を省みて、「いつの間にかマゾゲーマーに訓練させられてる!?」と思いました…。PS2のも遊ぼうと思ったんですが、「死にそうになったら時間が戻せるYO!」というシステムを目にした瞬間「貴様! プリペルなら素直に死ね!」とやるせない気持ちになったので、いまだプレイしておりませぬ…。
Posted by GON at 2006年04月10日 23:31
恐ろしいことに新作は、時間が戻せてもなお死にまくるという、正統進化を遂げています!
Posted by Dr.K at 2006年04月11日 07:39
おじゃまします。懐かしいタイトルに惹かれました。あの多様な死に様!そしてくにゃくにゃした動き!おっとっと!どっこいしょ!無性にプレイしたくなりましたが、今は仕事中…。今日は早く帰宅します。ありがとうございます。
Posted by くらげ at 2006年04月14日 16:15
インパクトありましたねぇ。薬飲む動作とか最高でした。
Posted by Dr.K at 2006年04月15日 08:32
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