2006年04月16日

マトリックス リローデッド

 テレビ初登場ということで、昨日放映の「マトリックス リローデッド」を観た。
 あれ、こんなもんだったっけ?

 1999年に公開された「マトリックス」は、その先鋭的な映像が大好評。映画にアニメにバラエティ番組にCMにゲームと、あらゆるジャンルの映像にマトリックスもどき効果が使われまくった。
 その結果、私たちはマトリックス的なものをあまりにも見慣れてしまった。「マトリックス リローデッド」は、本家本元が作る続編として、前作より凝った映像を次々に繰り出してくる。例えば、大量のスミスと戦うシーンはすごいはずなのだが、それを観る側にはすでに、一作目のネオとモーフィアスが道場で戦うシーンにわくわくした時の感覚はないのである。

 映像の刺激は生ものであり、慣れは陳腐化を招く。映画というのは、映像の技法ではなく、表現の中身にオリジナリティがあって初めて長く愛される。
 絵がすごいだけのゲームなどというのは、新しいゲーム機が出れば価値を失ってしまう。ゲームの世界でもまた、同じ事が言えるのである。

映像美   8
ご都合主義 9
日本語訳  5
個人的総合 6
posted by Dr.K at 09:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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