2006年06月06日

学生よ、講師を脅かせ

 私も講師稼業が長くなって、業界のアカもだいぶと落ちてきたけどさ、もの申したいことは減らないね。

 多くの学生が控えめで大人しすぎるんではないか。授業で出た内容を、言われた通りにやるだけってのはどうなのかねぇ。(それすらもやらない、なんて奴は論外)
 私はこの仕事に就いて以来、常にある危機感を持っている。それは、私の経験が浅いこと。一応、ゲーム会社の出身というふれ込みで仕事をいただいているが、実際にはサブプランナー止まりで、ディレクターやらプロデューサーなど経験したことはないのだ。
 だから、学生から高度な質問が続出し、それに答えきれなくなったら…という危機意識は常にあった。けど、実際はそんなケースはほとんどなかった。ほっとするような寂しいような…
 学生諸君は、高い学費を払っているんだから、それ相応の見返りを求めてもいいと思うんだよね。授業が簡単すぎるなら、ハイレベルなものを作るから、もっと高度なことを教えてくれ!くらいの要求をして、講師を脅かす気迫が欲しい。数は少ないけど、そんな学生はやっぱりモノになったな。何より、そういう緊張感のある関係が築ければ、学生も講師も低レベル、なんて陰口も叩かれなくなると思うぞ。
posted by Dr.K at 21:36| Comment(2) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
現在CG業界で働かせていただいておりますが『学生の頃は責任感がないから危機感がなかった』ということを実感しております。僕も学生時代は大した危機感も持たずに授業を受けていたくせに、授業で学んだ知識に不足があると「学校で勉強したことは何だったんだ?」とナンクセをつけていました。学生が危機感を持たないのは当然かと思います。売上もない、営業もしなくていい、お客さまもいない、好きなものを作っていて文句を言われない。サイコーですよ。しかし、ぬくぬくと育った学生は会社に入った時点で間違いなく頭打ちします。自分の実力がまったく分かっていないからです。先日、新卒の面接でこんなことを聞いてみました。「世界で100人、Photoshopを使える人間がいるとして、自分は何番くらいの実力があると思いますか?」新卒はしれっと『(上から)30〜40番くらいだと思います』と答えましたが、そのあとのPhotoshopに関する質問には『わかりません』『知りません』の連発でした。おそらく85〜90番が妥当だったでしょう。レベルが低いことが問題というのではなく、自分のレベルをしっかりと把握すること。そして、業界に入るためにはどのくらいが最低レベルか?レベルアップのためには何が必要か?などをキッチリ見据えるべきではないでしょうか?与えられたことをこなしているだけでは、人よりも付加価値の高い人間にはなれない。業界で働きたい人間は、自分たちだけでなく、自分たちよりも遥かにハイレベルの人たちも、同じ狭き門を目指していることを考えれば、今の成長がどれだけ遅いか気付くのではないでしょうか?長文失礼しました。
Posted by fuku-D at 2006年06月07日 18:44
好きなものを時間かけて作れるのは学生のうちだけ。やれるだけのことはしておかないと、後悔するよね。
Posted by Dr.K at 2006年06月07日 20:51
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