第3位 「僕の歩く道」
自閉症の主人公というと、映画「レインマン」あたりを思い出させますが決して二番煎じではありません。周囲の人物を丁寧に描写し、小さなエピソードを積み重ねるシナリオは、あざといバラエティ番組に疲れた胃には、極上の味わいとなることでしょう。
第2位 「結婚できない男」
阿部寛が偏屈な建築家をコミカルに演じ、毎週爆笑させていただきました。ウィットに富んだ口喧嘩が炸裂し、周囲の女性の好意を踏みにじり、威張るのは得意だが謝るのはとことん苦手。実に痛快で、男の鑑としか言いようがありませんな。
第1位 「ちびまる子ちゃん」
春に続いて秋の第2弾も神の如き完成度。笑えるし泣けるし、子供だましに終わらないのは、卓越した演技の力あってこそ。アニメの実写化にろくなものはない、と回避している人がいるとしたら、そりゃ大損です。
