2007年02月04日

「龍が如く2」ようやくクリア!

 所要時間は実に50時間オーバー。キャバクラ経営ホスト修行のせいだな、これは。

 さて、時間、と言えば。
 ゲームの場合、プレイ時間以外に、物語上の経過時間というものが存在する。
 これは他のメディアの物語を例にすると分かりやすいが、「24」みたいに実時間と一致した進行の物語、なんてのはむしろめずらしい。何年放映してもキャラが年をとらないサザエさん時間現象、開幕戦が終わると秋になっている水島症候群とか、時間を伸ばしたりはしょったりするのは、フィクションの基本的な作法と言える。
 これがゲームの世界になるともう少しややこしくて、物語上では「一刻も早く魔王を倒さないと、世界が滅んでしまう」となっていても、プレイヤーはさんざん寄り道して文句一つ言われない、ということが常識化している。
 「龍が如く2」もまたそういったゲームであり、さらわれた遥を無視して麻雀に熱中したり、寒空にキャバ嬢を何人も待たせたまま、酒を飲み歩いたりできてしまう。舞台や状況がリアルである分、これらの行動の非道感は増す(笑)
 特に驚くのが、冒頭に出したキャバクラ経営ホスト修行のサブストーリー。そもそも「龍が如く2」本編は、わずか数日の間に起こった事件を描く内容である。ところがこれらのサブストーリーは明らかに数週間〜数ヶ月が経過する話となっており、「時をかける少女」もびっくりの四次元的時制設定なのである。この矛盾に目をつぶってGOサインを出せる、というのはよほどゲームを知り尽くした大物のディレクターに違いない。実際、ゲームをプレイする分には、全くと言っていいほど混乱が感じられないのは見事である。

 個人的には、サブストーリー群で颯爽と正義を成して去っていく水戸黄門的展開が何とも楽しく、本編のシビアな展開より性に合っていた。私の「龍が如く2」は、キャバクラ経営ホスト修行の結末をもって真のエンディングと言うことにさせていただく。
posted by Dr.K at 20:53| Comment(1) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
水島症候群にはウケました(笑)毎年、「え?今年三試合ぐらいしかしてないよね?」と呆れております。ゲームにおけるリアルタイム進行はアクションゲームなんかだと普通ですけど、RPGやアドベンチャーになると難しいですよねぇ。『シェンムー』も、一体いつになったら藍帝探しに行くんだって状態でした。これを完璧に成し遂げたと言えるは、自分の記憶の中では『ムジュラの仮面』ぐらいですね。なーんにもしなくても三日経てば自動的にゲームオーバーになっちゃうので、その前に過去に戻って何度も同じ三日間をやり直すというシステムは、上手いなぁと思いました。
Posted by GON at 2007年02月05日 00:38
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