2007年03月09日

ローレライ

 もともと、第二次世界大戦を扱った作品は苦手。軍事に興味がないし、敗戦を描くのでどうしても辛気くさい話になりがちだし。
 などとぶつくさ言いながら、先日の土曜プレミアムでの放映を見た。何だ、こりゃとんでもねぇ!

 潜水艦に綾波レイが乗ってるじゃないか! ご丁寧にプラグスーツとLCL完備ときたもんだ。
 監督が樋口、絵コンテが庵野と、エヴァンゲリオンのスタッフが関わっているとはいえ、ちょっとこれは色が付きすぎなんじゃないか。3Dレーダー等の計器類が無闇にカッコ良くてテンションが上がるあたり、エヴァの良い影響も出てはいるんだけどね。
 新型潜水艦というフィクションを通して、実際の戦争を批判的に見直すというのがテーマのようだが、だったらもう少し戦争の全体像を見ないといけないのでは。米軍側なんて、登場人物に名前もなけりゃ、軍としての作戦もありゃしない、エヴァの使徒並みの扱い。
 戦闘シーンのテンポは今風で良かったので、いっそ開き直って、米軍側の超兵器とバトルを繰り広げるストーリーにした方が素直に楽しめたかもしれん。

 ラストシーンは、どうなんだろ。原爆は、爆発そのものだけでなく、放射能で後々まで大量の死をもたらす。日本に着いたところで、パウラに心休まる日は来ないのではないか、と気になった。

エヴァ踏襲度 9
艦長熱演度  8
戦国自衛隊度 7
個人的総合  6
posted by Dr.K at 10:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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