2007年04月16日

スーパードルフィーの流行に物申す

 スーパードルフィーとは、ボークスが展開する超リアル球体関節人形のシリーズ。学生数人の間でだけ流行ってるのかと思ったら、最近よくテレビでも取り上げられている。

とりあえずこんなもん

 造形が素晴らしいが値段の方も素晴らしく高く、PS3が何台買えるやら、といった風情。(←そんなもんと比べるな)
 でもってアクセサリや服装がまた、人間様のものと同じくらいの価格となり、持ち主はドール様に貢ぐ日々となるらしい。こういう商品だから断然女性のファンが多くなるのだが、まず自分の身なりに金をかけるべきとガラにもなく主張したい。

 これは非常に個人的な感覚になるが、私はこのドール達に違和感がある。なぜかというと、あまりに造形が無垢だからだ。精巧ではあってもやはり工業製品の臭いはぬぐえない。
 そもそも人形というのは、人に似せて作った呪術的な物に端を発するのであって、もっと毒というか怖さというか、あるいは背徳というかエロスというか、そういうもんが含まれるべき物体である。などと主張するのは、私が以前から天野可淡に注目してきたからであり、今は亡きこの天才人形作家が、現在のドルフィーブームを見たら何と言うだろう、対抗してものすごい人形を作ってくれたのでは、などと想像してみるのもたまには悪くない。

勇気のある人だけクリックして本物を見よ
posted by Dr.K at 21:30| Comment(3) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も天野可淡の人形大好きです。(恋月姫や三浦悦子も好き……)確かに、人形作家の作る作品に比べれば、ドルフィーなどの大量生産の商品はワンランク落ちてしまいますよね。深みが足りないというか、なんというか……。個人的にドルフィーは、どちらかというとリカちゃん人形のような着せ替え人形の延長線上なのかな、と思います。自分の手で衣装・髪型・化粧を変えて楽しむ事は、人形作家の作品では出来ませんし。楽しそうだと思いつつも私がドルフィーに手を出さない一番の理由は、自分自身を着せ替える方が楽しいからw自分の身なりに金をかける方が人形遊びよりも楽しいですわー。(人形とペアルックとかも楽しそうですが)
Posted by 亜未 at 2007年04月21日 22:48
色々と突っ込みたいところのあるコメントですがここでは控えます(笑)
Posted by Dr.K at 2007年04月25日 19:41
根本的に観点がズレています。人形作家さんの作品はそれ自体がアートとして完成されたものですが、スーパードルフィーという人形は、『半完成品』であるところに価値があります。SDのオーナーの多くは、メイクや顔の造型をパテ盛りや削り・メイクの変更・衣装制作や変更によって自分好みにカスタムすることによって、二次的ではありますが、『創作』を楽しんでいるのです。 作家先生の作った芸術品より、完璧に自分の『欲しい』をかたちにできる「素体」。それがスーパードルフィーに人気のある理由です。
Posted by レエス at 2007年08月15日 19:42
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