2007年06月22日

タイトーメモリーズ2下巻

 島国大和さんが、ブログの中で懐かしの「ゆう坊の虹色ディップスイッチ」に触れ、

ファミコン当時のゲーム業界は、今より全然憧れの職業なんだよね。

 と述べています。
 いや全くその通り。昔のゲーム業界というのは夢と希望に満ちあふれ、憧れそのものでありました。
 しかし、その憧れは、堀井雄二のドラクエや宮本茂のスーパーマリオといった名作だけが引き起こしたのではありません。
6bv3phhe  例えば、この「タイトーメモリーズ」に収録されているようなゲーム。2下巻までで合計100本、目玉となる人気タイトル以外に、ほとんどの人が忘れているであろう凡庸なゲームも多数あります。それらは、今遊ぶと笑ってしまうくらいテキトーな作りですが、当時のゲームとしては普通と言えるレベルのものでした。
 私たちの世代は、それらをプレイし、「この程度なら自分でも作れるかも」と思い、ゲーム業界へ飛び込んでいったのです。
 現在の高度なゲームを見ていると、普通の神経ではなかなか「自分でも作れる」とは思えない。実に不幸なことです。不可能と思うことは、憧れになり得ませんから。
 「タイトーメモリーズ」をプレイするとき、凡庸なゲームこそが貴重な存在であったのだと再発見して、私は少しだけ昔の気持ちを取り戻すことが出来るのです。
posted by Dr.K at 21:23| Comment(0) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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