2007年10月07日

【塊魂→のびのびBOY】高橋慶太語録

元記事IT media +D Games

 先日、講演会「劇的3時間SHOW 10人のコンテンツプロフェッショナルが語る」にパックマンの生みの親として知られる岩谷徹が招かれ、その第二部で「塊魂」を作った高橋慶太との対談が行われた。
 ウェブ上でまとめを見るだけでも、高橋氏の発言がいちいち面白い。

(塊魂のテーマの起源は? という質問に対して)
会社帰りにふとイメージが降ってきたんです。ほんと、天才肌だと思いますよ(笑)。

(ゲームというものをどう捉えている?)
青臭いことを言うと、ゲームで世界が平和になってほしい。本気ですよ。あと、ファーストパーソンシューティングとかリアルタイムストラテジーとか暴力表現のあるゲームは時代に逆行しているんじゃないかな。暴力自体を否定するわけではないけど、そればかりなのはせまい感じがするし、どこか恥ずかしいことだと思う。

 素晴らしい! クリエーターの鑑だ。この文だと、暴力に頼るのが恥ずかしい、なのか、人と同じ発想の事をするのは恥ずかしい、なのか微妙なところだが、「塊魂」の中であれだけ破壊的な内容を作っているのだから、後者を主に指すと思いたい。

ゲーム制作は2〜3年かかるもので、現在の指向には即さないのは当たり前と、いっそのことマーケティングなどなくなってくれないか

 本音すぎ(笑)。今流行っているものの二番煎じ、三番煎じを半年以内で作れ、なんていう仕事にはうんざりしている人も多いのでは。

・ただのレースゲームやるぐらいならガソリン入れる
・ゲームにしかできないことをやらないと現実の楽しさには勝てない。


 言ってくれるねぇ。つまらない現実の代わりにゲームする、なんて姿勢でいいものが作れるわけないもんな。〈現実の楽しさ〉も十分知った上で〈ゲームにしかできないこと〉を求める。これをしないとゲームの範囲は広がらないわけで。

高橋氏はよく、ひと言でキャッチコピーにできるものが売れると言われているが、よく分からないものでもなんか好きっていうのでも売れると思う、と本作(開発中の「のびのびBOY」)がそういうものだと表現。ゲームの面白さは理論ではなく、自分でちょっと考えて突き詰めればいいとクリエイターの怠慢を嘆く。

 これ、高橋氏もまとめた記者も、言語化に相当困ってるだろ(笑)。まぁ、イチローに「なんで打てないのか」と責められても、並みのバッターはどうしようもないのと同じで。ちょっと考えただけでこんな変なものが出てくる、というのはやはり高橋氏の資質がずば抜けていることを示すと思うので、今後の開発に期待したい。しかし、このためにPS3購入を検討させられるのはどうかと
posted by Dr.K at 15:03| Comment(2) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
面白いですねぇwクリエイターの鏡っぽい発言もありますが、鏡にしちゃっていいんでしょうか…と疑問を持つくらい風変わりですよね。。破天荒こそがクリエイターの鏡と言ってしまえば、そうなんですけどね(苦笑)
Posted by yui at 2007年10月10日 23:22
言ってることはまあいいとして、
その結果があののびのびBOYでは……
Posted by とおりすがり at 2008年10月13日 01:04
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