2008年05月19日

ナルニア国物語 第1章ライオンと魔女

 続編がようやく公開らしいですが、このペースで完結までもっていけるんでしょうか。

 原作をきちんと知っている方には申し訳ないのですが、やはりこの手の作品を見ると、自然にロードオブザリングと比べてしまいます。
 特に、クライマックスの人間・怪物に加えて動物たちまでが入り乱れて戦う大規模な合戦シーンは、ロードオブザリングを越える可能性があった場面でしたが、動物が何か特技を発揮するわけでもなく、互いに突撃するだけの芸のなさでがっかり。
 加えて、指揮をとる主人公の、コスプレのごとき威厳のなさにもがっくり。いや、はじめは、メインキャストの人並みな容姿がもの珍しかったのですが、やはりこの手の話は美男美女中心でいくべき、と痛感しました。
 それにしても、最後に現実へ帰ってくるのはいいのですが、あれだといつ続編が中止になっても大丈夫ですよね。でも続きが気にならないのは問題だと思います。
 
 なお、魔女の威圧感と、超越的な殺陣はすばらしかったです。


映像美   8
ありがち度 8
魔女の殺陣 9
個人的総合 5
posted by Dr.K at 08:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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