これはもはやブームか??
リバイバル商法というのは以前からあったが、これまでよくあったのは、
・レトロゲームを再現する
・レトロゲームを今風にリメイクする
のどちらかだった。ところがここに新しい方向性が加わる。それは、レトロゲームを昔風の見かけを保ちつつ新しく作る、というもので、これを各社が一斉にやり出したものだからオールドゲーマーはたまらん。下手な新作より期待値が高い、と思うのは冷静さを失いすぎだろうか。
ロックマン9
ファミコン風新作、ということで話題になっているが、リメイクでも外伝でもなく本編のナンバリングが付いているあたり、本気度が高い。これが売れるようだと10以降も出てしまうかも。
グラディウス リバース
初期アーケード風味の外観、どっかで見たことのあるステージ、と「わかってる」作りに感涙。フルプライスでは苦しいが、1000円なら買おう、というユーザーは多いのでは?
ファンタジーゾーンU リメイク
「SEGA AGES 2500」収録の一本。このシリーズは移植が基本なのでノーマークだったのだが、まさかのシステム16風新作を追加。マニアックにもほどがある。
THUNDER FORTHW
メガドライブの救世主となったあのタイトルが復活。リメイクものはがっかりすることが多いが、「セガガガ」のゾルゲール閣下が手がけているとなれば話は別。期待大。
すべてこの秋発売。開発人員も少なく、期間も短くすむし、ベテラン開発者が若手にゲームの基本を教えながら作ることが出来たりして、作る側にもメリットのある商法のような気がする。
この、作る側のメリットというのは、
漫画で言う「まず4コマ漫画が描けないと‥」
というのに似てて良いですね。
ブームとして終わらず
定着して欲しいものです。