セガはアカン。
Wiiware(Wii用ダウンロードタイトル)で、レトロ風味新作をリリース、という流れは確かに来とる。「ポール」もまた、そういう一本や。
ところが、コナミの「グラディウスリバース」もカプコンの「ロックマン9」もまじめに作られとるゆーのに、なんやこのふざけた作り方は。
ヌルいステージにしょぼいアクションに寒いツッコミボイスにテロップか。こんなんで500円取るつもりか。
ええぞ、もっとやれ。
「ポール」は、ステージ中にネタが仕込まれているのを発見・収集するアクションゲーム。しかしながら、ゲーム中の芸人のツッコミを素直に受け止め、「笑える」とか「笑えない」とかもごもご言うとるのは、プレイヤーとしてもまじめすぎやせんか。
ほらほら、ツッコミボイスのないところにこそ、なんぼでもつっこみ所があるやんか。
起動した瞬間に♪セーガーって。メガドラかっ!
「許さんぞ密猟者め」って。「ルナーク」かっ! しかもそれタイトー。
「ぶじで いてくれ」を「生きてい てくれ!」(byデコ)にしなかったのは最後の良心か。
う〜む、帽子にたすきがけのドット絵、どっかで見たような…
「チャレンジャー」だった! それハドソンやん。
キノコでパワーアップしたと思ったら、1upはスペシャルフラッグ。それはナムコや!
日本ステージまで来たら、「オバQ」か! 「忍者くん」か! と忙しい。
全体に、ステージ間のストーリー部分の方にツッコミ所がありすぎ。牛も密猟者も出ないでゲーム終わりかい! エンディングの投げっぷりも見事。
セガへの要望は決まったわ。ツッコミを自作できるエディタの配布を希望。実現すれば、「リトルビッグプラネット」を…越えるわけないやろ!