2009年06月21日

トランスフォーマー

 続編が公開されたのを機に、前作が地上波で放映されたのを観た。

 アメリカ人はどこまでもアメリカ人だった。

 ロボットとは、兵器であり力の象徴。しかしながら、日本ではロボットはアニメやオモチャとして親しむもの。アニメでは、博士や研究所といったSF的な支えが欠かせず、オモチャでは、変形や可動の技術が競われる。

 それがまあ、この映画では、緊迫した現代戦と、学園もの、しかもアメ車と美女という「デス・レース」ばりのボンクラストーリーが併走するという、ハリウッド製幕の内弁当とでもいうべき展開。中程でロボ達が自己紹介してくれるまで、何の映画を観ているのかわからなくなることがしばしばだった。一方、もともと「トランスフォーマー」を知っている観客にとっては、展開が遅すぎると感じたとしても不思議ではない。

 CGで描かれた変形がウリなのだそうだ。確かにすごいのだが、日本人向けではない。もっとじっくりと、どこがどう動いて変形するのか見たい、見せたいというのが大和ロボ魂というものである。技術と屁理屈のハッタリを見せてくれ。なんだかよく分からない機械がぐじゃっと動くのでは、美しくないし、悪役っぽい。中身がターミネーターみたいな感じだから、ますますそう見えるのかも知れない。

 公開中の続編では、よけいな前説もいらないから、見やすくなっているのかもしれないな。

内部分裂度 8
ボンクラ度 9
主役地味度 10
個人的総合 6

posted by Dr.K at 10:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
yahooの検索に

トランスフォーマー!

って入力して検索かけると凄い事になりました。
映画は見てないけど宣伝の仕方はぴか一ですよー。
Posted by レーノ at 2009年06月25日 23:04
「トランスフォーマー!」は僕もしました。

リベンジの変形は複雑すぎて訳分からん。あれじゃモーフィングで変形やってるのとほとんど変わりません。
あと軍隊前に出すぎ。マイケル・ベイにとってトランスフォーマーはあくまでエイリアン+兵器なんだなー。夢がねえよ。
かあちゃん薬でラリパッパのシーンは、意味が無いし皆引くぞ。
マトリクスは、どう見てもジェットファイアーのコアの方がマトリクスらしいし、甦るだけでパワーアップは無しかよ!

今作で褒める所は、コンボイの空中発進とジェットファイアーとの合体だけど、オプションパーツが速攻で取れるってどうよ。
初期と2010とMOVIEを観ていた者としては、ツッコミ所満載ですな。
Posted by じあんとー at 2009年06月29日 08:50
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック