DSiの登場からまだ1年しか経っていないというのに、次の新機種が現れる。
その名もニンテンドーDSiLL。性能的にはDSiと全く同等である。
これまで、携帯機が新しくなる場合、小さくなる・軽くなる・安くなる、ということこそが改良だった。
ところが、DSiLLは、大きく・重く・高価になった。仰天すべき逆向きの発想である。
だが、これは売れる。
私はかねてから、携帯ゲームの画面は小さすぎると思っていた。細かいものを見続けると、シニアならずとも肩が凝る。できれば携帯電話のメールすら読みたくないのである。
そして、DSと言えばタッチパネル。大きく、ゆったりしたパネルの方が操作性が良くなるのは明白。また、現行機でも、ペンを大きいものに買い換えるプレイヤーは多い。
ゲームは面白いけどしんどい、と思っていたユーザーが戻ってくれば、市場の活性化につながるだろう。
次は、字が小さすぎて読めないHDゲーム機のソフトを何とかして欲しい。ひょっとすると、Wiiの後継機では、HD画質でありながら字がでかい、というような作り方をしてくれるかもしれない。任天堂なら、きっと何とかしてくれる(笑)