2010年02月09日

ブラック・ジャック 火の鳥編 その2

 手塚書庫をひっくり返して元ネタを探していたら半日経っていた。このゲームやべぇ。

01ヒゲオヤジ
 タクシーの運転手がミッドナイト。初っぱなからマイナー系の出演でのけぞる。ジュラルミンやスカンクもちょろっと顔見せ。
 交通事故にあったヒゲオヤジを手術。ハゲだから開頭手術をしても見かけが変わらない、というゲーム的な都合での起用で、気の毒なことである。

02トッペイ
 いきなり「バンパイヤ」の登場で、トンデモ手術。ロックの影がちらりと。

03チョコラ
 「ドン・ドラキュラ」との共演は、原作では「BJそっくり」というエピソードで描かれる。

04サファイア
 「リボンの騎士」ではシルバーランド国の王女だったサファイア。このゲームでは、シルバーランド開発の社長令嬢で、ジュラルミンに会社を乗っ取られた。名セリフ「ラーメン一杯」は、原作の「ある女の場合」から。

05アトム
 スーパーコンピューターを手術する「U-18は知っていた」と、「鉄腕アトム」を混ぜるという離れ業のシナリオ。

06写楽
 写楽と和登さんは、アニメ版ではご近所の住人(?)としてレギュラー化していたが、ゲームでは「三つ目が通る」の世界観に近い模様。手術妨害の描写は、原作でピノコ誕生エピソードであった「奇形嚢腫」からの引用。

07トリトン
 「海のトリトン」から、トリトンとルカーが登場。BJとシャチのトリトンとの交流を描いた名エピソード、「シャチの詩」の後日談になっているところが憎い。

Midnight08ミッドナイト
 なんじゃこりゃ、と思ったプレイヤーも多いのではないだろうか。ミッドナイトの車が意志を持って暴走。このエピソードは、秋田文庫ではじめて収録された「ミッドナイト」最終回の設定を元にしている。あまりの超展開に、最初の単行本であるチャンピオンコミックスでは削除されていた。確かに、BJが重要な役を果たしており、このゲームにふさわしい内容。
 とは言うものの、かなりの手塚ファンでないと読んでいないであろうこのネタを持ってくるあたり、このゲームの本気度は相当なものと感じた。以降のエピソードにも気を引き締めてかからねばなるまい。

posted by Dr.K at 17:14| Comment(0) | TrackBack(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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