ストーリーも中盤となり、各キャラクターの描写も本格的になってきた。
…などと言うと、勘違いする人が出そうだ。この描写とは、ストーリーやら設定やらではなく、彼らの動きによるもの。表示が小さく、そのままでは顔もろくに見えないグラフィックだが、一つ一つの仕草によって、強烈な個性が付けられている。「テンテコの舞」などの目立つ動きだけでなく、本当に何気ない動きまで作り込まれており、その制作の手間を想像すると恐ろしい。
なお、キャラ等のネーミングが無理矢理幽霊にちなんでいるのは、この作者ならでは。〈死せる〉〈輪廻〉〈屍ら〉〈浄土〉あたりはともかく、〈メゾン・ド・南無阿弥〉〈永眠〉〈お亡くなり通り〉までくると笑ってしまう。
2010年06月22日
「GHOST TRICK」その2 赤いきつねとミドリの刑事
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テキストを見るたびに、海外移植が大変そうと思います
何か気になって気になって見続けてしまいます!!w
「テンテコの舞」のキャラ、イスで回るのもいいですよね。