2011年03月08日

インランド・エンパイア

 前衛的な作風で知られるデイヴィッド・リンチ監督の最新作だがすっかりまいった幼い頃に「エレファント・マン」を観ただけというたしが間をすっ飛ばしてこの最新作を観るのは正直無謀だった数本分のシナリオを切り刻んでシャッフルしたような内容に目眩がしただの家の中でさえ恐ろしい明滅するホラー映像に意識が持って行かれるともかく内容をわからせるつもりがないというのはタチが悪いきっと悪評紛々だろうと思ってレビューサイトを覗ば聞こえてくるのは絶賛の声声声良く訓練されたリンチファンどもめ!
 この映像迷宮に囚れる気の毒な主役を演じるのはローラ・ダーンどこかで見覚えがあると思ったら「ジュラシック・パーク」だったつて恐竜に襲われた彼女が今度は陽気な娼婦の団体に襲われるがおそらくそれは心象風景何が現実で何が妄想か朦朧としたままに3時間にわたる冒険がノンストップで雪崩を打つたまにまともに話が展開したかと思うとそういう場面に限って作中で撮れている映画の一シーンということでなかったことになる徒労感がすさまじいそして全く脈絡がなければ理解不能なものとして放り出すことができるのだが微妙に話がつながっている感じがまた気持ち悪く浮かできたのが〈言霊〉という概念セリフになっていたことは後で必ず映像になるという作りで婆さんの寓話から始まりキーワードはすべて遅れて映像になってくるエンディングの踊りの直前に出てくる義足の女もペットのサルもここで初登場だがセリフの上ではもっと前から出ておりしかし意味は不明であるクライマックスも感動的っぽい感じで何かをまとめたような気にさせる詐欺映像であり腹が立つので次は「マルホランド・ドライブ」でも観ることにする。

ウサギの可愛さ 1
裕木奈江の英語力 1
たけくまレビュー 8
個人的総合 評価不能

posted by Dr.K at 21:36| Comment(4) | TrackBack(0) | 映画一刀両断 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「ストレイトストーリー」で口直しなんてのはどうでしょうかね。
これなら誰にでも勧められますしw
Posted by ぴろあき at 2011年03月09日 12:21
この監督はもうそういうのは撮らないんでしょうかね。
Posted by Dr.K at 2011年03月09日 19:51
インランド・エンパイアは、ひらめいたシナリオをその都度撮って繋げるだけで作ったらしいですからね。如何にもリンチっぽい。

町山智浩氏が内容に関してかなり細かく解説されてますけど、結局いろんな映画の要素をコラージュしつつ、マヤ・デレンの午後の網目をオマージュした作品みたいですね。マルホランド・ドライブはリンチ版サンセット大通りらしいですけど。
Posted by すけきよ at 2011年03月13日 07:53
マルホランド・ドライブは初見でもおおまかなストーリーはわかりやすい。
インランドエンパイアは全くわからなかった
Posted by at 2011年07月24日 14:54
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