デヴィッド・リンチ監督の長編デビュー作。
あらゆる創作物に言えることだが、作り手の資質は最初の一作に最も鮮明に現れる。「イレイザーヘッド」もまた、そういう作品だ。
舞台はフィラデルフィアの工業地帯。主人公のヘンリー・スペンサーは、表向きはしがない印刷工だが、その正体は凄腕の諜報員。ターゲットとなった組織の中心人物を確実に消すことから、〈イレイザーヘッド〉の通り名で恐れられている。
ある日、ヘンリーは仲間の諜報員、メアリーXから、奇妙な赤ん坊を託される。
赤ん坊のようなそれは、次のターゲットとなるエイリアンの捕虜だった。ヘンリーは様々な方法でエイリアンとのコミュニケーションを試みる。しかし、エイリアンは甲高い泣き声でピーピーと泣くばかりで、何一つ情報は引き出せない。やがて失望したメアリーは組織を去ってしまう。
残されたヘンリーは、ついに実力行使に出る。エイリアンもこれに対抗し、悪夢のような超能力バトルが開幕する。果たして生き残るのは…?
(続きを見ることをお勧めします)
嘘です。
正しい情報はしかるべき所で得てください。しかし、このあらすじでも何の違和感もなく観られてしまうから恐ろしい。リンチ作品とはそういうものです。
※アイレムも円谷プロもエイプリル・フールを自粛していて寂しいので、自分でやってみました。
模型完成度 9
食欲減退度 9
意味不明度 9
個人的総合 4
あれ、そういえばそういう話だったかな…って納得してしまった。
こわや、こわや。食欲減退度高ぇ(笑)