2011年04月02日

俺の妹がこんなに可愛いわけがない 「NieR Replicant」その1

 「ニーア レプリカント」は、スクウェア・エニックス販売のアクションRPG。PS2時代の怪作、「ドラッグ オン ドラグーン」のスタッフによる新作ということで話題になった。

Nier01

 のっけから、陰のある雰囲気に圧倒される。とは言うもののビジュアルは至って普通。光や水面、鎧などにシェーダーの恩恵らしきものが出ているものの、PS3のゲームとしてさほど突出したものではない。それなのに空気感がすごいのは、憂いを帯びたボーカル曲がほとんど常にかかっているから。さすが、海外でサントラ・オブ・ザ・イヤーを受賞するだけのことはある。

 このゲーム、RPGなのに冒険しないのも面白い。多くのRPGでは、旅を続けるうちに世界の果てのような所へ達してしまう。しかし、ニーアの目的は、病気の妹を治すこと。この妹、ヨナがあまりにもかわいいためか、ニーアはどこへ出かけても必ず村へ帰ってくる。自分の家を中心に、目的地が放射状に配置されている感じの世界地図になっているのだ。村人から依頼されるサブストーリーの数が多いこともあり、プレイ感覚はむしろオープンワールドのゲームに近い。
 物語の中盤で、よくある話だが、村が魔物に襲われ破壊される。そして、これまたよくある話だが、妹が魔物にさらわれる。それでも、ニーアは決して村を去ることはない。かつてゲームの主人公で、ここまで自分の村を愛し抜いた者がいただろうか。

posted by Dr.K at 09:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 2011の注目記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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