2011年04月29日

ドラマ「ヤング ブラック・ジャック」を上から目線で見る

 この番組をテレビ欄で見つけたときの俺の反応。

きたか…!!

  ( ゚д゚ ) ガタッ
  .r   ヾ
__|_| / ̄ ̄ ̄/_
  \/    /

 そもそもタイトルが要注意。ヤング商法は期待値を下げて臨まねばならない。「ヤング・シャーロック」や「インディージョーンズ 若き日の大冒険」にがっかりしてきたこれまでの経験が頭をよぎる。
 原作とはかなり異なり、ブラック・ジャックのキャラクターを現代に再設定しようという意志が見える。 だが、キリコ誕生エピソードは違和感があった。う〜ん、この設定なら白拍子先生がよく当てはまると思うのだが、さすがに知名度が低すぎるか。
 シナリオは詰め込み気味でやや強引。お膳立てが過ぎるので、事前にどんな手術をするか、簡単に予測できてしまう。また、軽薄にならないようにしているのだとは思うが、全編無闇に重苦しいのも気になった。10年前の本木版ブラック・ジャックは、コミカル要素もうまく馴染んでいたのだが。
 映像面では不満が多い。手術シーンがしょぼく、テンポもなく、神業に見えなかった。

 そして結末。ピノコ誕生エピソードを予感させるところで気を持たせて終わる。ここ数日、当ブログへ〈奇形嚢腫〉を検索して来る人が急増しているのは、このせいか。何にせよ、好評だったら連続ドラマへつなげてやろうという魂胆が見え見え。金の亡者は、ブラック・ジャックではなく、テレビ局の方であった。
 
 とはいえ、充分警戒したおかげか、原作との違いにさほど腹を立てることもなく視聴することが出来た。なあに、「鉄腕アトム」に対する「ジェッター・マルス」みたいなもんだと思えば、どうということはない。

posted by Dr.K at 11:35| Comment(3) | TrackBack(0) | 手塚治虫 変容と異形 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは。
>「鉄腕アトム」に対する「ジェッター・マルス」みたいなもんだと
ヤング・ブラックジャックは知らないが、これなら知ってる。(年がばれますねwww)
と言うか僕の小さいころは、むしろ「ジェッター・マルス」しか放送してなかったし。
しかし「ジェッター・マルス」って言って解る人いるのかな?
Posted by じあんとー at 2011年05月02日 08:18
概ね同感ですが、
御大を始めとする本家のスタッフやキャストも関わっているマルスに例えるのは失礼なような(笑
ちなみにジェッターとマルスの間の・(ナカグロ)は入らないのが正式。
Posted by たいらおさむ at 2011年05月02日 14:33
ジェッターマルスの人気に驚き(笑)
Posted by Dr.K at 2011年05月02日 22:18
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