2011年06月03日

ドラマ「リバウンド」が折り返し点。もっとやれ。

 相武紗季が特殊メイクでデブになって主演するドラマもはや中盤、デブにも見慣れてきたあたりで、今度は脇役を掘り下げにかかるとは、抜かりないシナリオに感服する。

 第五話、パリコレに出張すると嘘をついてしまったために帰るに帰れない信子 (相武紗季) に助け船を出したのは、元カレの研作(勝地涼)。研作は信子をホテルにかくまい、ついでにヨリを戻そうと画策する。ドラマでの恋のさや当てというと、普通はもう少しドロドロと陰湿な展開になったりするものだ。ところが、今回のテレビ電話での研作と太一 (速水もこみち)は、知性のカケラも感じられない小学生バトルで爆笑した。もともとアホを演じることが多い勝地涼だが、その演技力もどうやら極みに達したようだ。今後、まともな役がまわってくるのか、人ごとながら心配になる。

 第六話、信子は太り、太一との別れを決意。研作にとってはチャンス到来のはずだったが、この〈検索野郎〉ときたら、信子に「幸せって何?」と訊かれてもiPadを抱えて逃げ出す始末で、死んだ方がいいアホっぷり
 一方、信子のルームメイトで唯一の親友、瞳(栗山千明)が、太一に急接近。今まで、栗山千明にしては何もしない役だな、と思っていたら、ここへ来てヘビーな身の上が発覚。大変説得力のある急接近だった。そしてその現場を、信子は見てしまう。波乱を予感させて、この回は終わり。

 本当に、脇役がいい味を出してきた。極上の人間ドラマに化ける可能性が出てきたと言っていい。一方で、今回はついに薬もなしにダイエット成功と、医学的なリアリティは完全に放棄。なんかもう「リバウンド」でもなんでもなくなっている気がするが、面白いのでどうでもよろしい。クライマックスへ向けて、もっとやれ。

posted by Dr.K at 21:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 馬鹿は黙ってろ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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