「インファマス2」には、協力プレイや対戦プレイがない。完全に一人用のゲームである。
しかし、オンライン機能は活用されている。UGCである。
ゲームに付属のエディターを使って、ユーザーが自らミッションを作成し、オンラインで公開できる、という機能だ。ゲームにもともと入っているミッションには限りがあるが、UGCならばミッションは無限大。
実際、いくつかをプレイしてみたのだが、たくさんの敵と戦う戦闘に特化したもの、タイムアタック電線レース、高空からのダイブを楽しむもの、ストーリー性のあるものなど、内容は様々。海外のユーザーが作ったものだと、メッセージが英語になるのでちょっとしんどいが、ゲームとしてはかなりまともに動くものになっており、エディターの優秀さが感じられる。
さらに素晴らしいのが、これらのUGCをプレイするのが非常に手軽なこと。過去にもステージなどが作成できるゲームはあったが、それをプレイするためには、特別なメニューからアクセスしなければならないものがほとんどだった。
ところがこの「インファマス2」では、ユーザー作成ミッションも正規のミッションと同じように街の中に点在して表示されるので、特に意識せず気楽に試すことができるのだ。そして、終了したならば、(作者に向けて?)評価を送信することができる。あまりにスムーズに本編と行き来できてしまうので見落としてしまいがちだが、こいつはかなり高度な技術だ。
ともかく、こんなに楽なオンラインは初めてで、嬉しくなってしまう。本編をクリアしたら、私も何かミッションを作成してみようかな?
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じくろぐdiary: 『inFAMOUS 2』 ユーザーがミッションをクリエイトし、シェアする新機能が搭載