2011年11月16日

「アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス」がやっぱりスゲェ その3

Uc303

 ストーリーが終わったので、オンラインのマルチプレイに挑戦中。
 様々なゲームモードがあるのだが、一番面倒がなさそうな「バトルロイヤル」を真っ先に選ぶ。自分以外はすべて敵、というシンプルな対戦モードだ。
 で、これがもう死ぬ死ぬ。
 たとえ死んでも、すぐ復帰できるのだが、復帰地点がランダムなので、どこだか分からず迷っているうちにまた殺される始末。
 少しプレイした後、ランキングを見てみたら約40万位と出た。プレイ人口は多いようだ。

 それでは以下、エンディング考察。

 結末に関して、やや物足りないとの感想が多い。

 タルボットという、ただの人が最後の敵だから、というのも一因だろう。
 ここまで、驚異の映像を見せてくれたノーティードッグ社の力をもってすれば、大迫力のボスバトルを作ることなど造作もないはずである。だが本作はそれを採らない。なぜなら、最後にボス戦をもってくるべき、というのはゲームのお約束だからである。「アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス」は、むしろ映画のお約束に従う。だからこそ、人間の敵役とのバトル、しかも殴り合いが最後に来るのである。
 「エル・ドラドの秘宝」では化け物との戦い、「黄金刀と消えた船団」では、超人化したボスとの戦いが最後に来た。これらの不評をうけての結論であり、よく考えたと感心する。崩壊する遺跡の迫力はこれまでより増していて、その点でも満足である。

 なお、本作は結末まで明かされない謎がいくつかある。
 一つ目は、タルボット。マーロウに忠実なことはわかるが、結局どんな人物だったのか描かれない。ただ、ゲーム中のチェイスを見るに、ネイトと同じようなトレジャーハンターの一人だったのかもしれない。
 二つ目は、宝の正体。幻覚の素となっているらしいが、その入れ物の中はわからなかった。アトランティスに着くまでに、タルボットが幻覚の毒を使用しており、また、マーロウのアジトにクモの標本があった事から察するに、この宝はクモと関連がありそうだ。また、マーロウは幻覚を軍事的に利用しようと企んだのではないか、と想像できる。
 そして最後がネイトの正体。マーロウは、ネイトの本名がドレイクではない、と突き止めた。これにより、ネイトがドレイクとゆかりのない、ただの孤児である可能性が生まれた。しかし、それは今のネイトにとっては重要なことではなく、だからこそドレイクの指輪が失われる結末となる。20年の因縁に決着を付け、彼にとって大事なのは、エレナと同じ指輪になったのだ、というエンディングは、いかにもハリウッド的で洒落たものだ。

 ゲームの常識に囚われると、このゲームの良さはかなり見落とされてしまう可能性がある。どこかの、デモシーンだけが映画的な凡作ゲームとは大違いだ!

posted by Dr.K at 22:36| Comment(2) | TrackBack(0) | ゲーム百鬼夜行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
いつも楽しく読ませていただいています。
ストーリーに関して、頭の中で霧がかかっていた部分がありましたが、
こちらの記事のお陰で少し晴れた様な気がします。
海外ではボス戦をあまり重要視しないと聞きますし、
このゲームの雰囲気にクリーチャーみたいな物は
確かにミスマッチなのかも知れませんね。
Posted by ばうんC at 2011年11月18日 02:53
少しでもご理解の助けになったようで、何よりです。
Posted by Dr.K at 2011年11月18日 20:52
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